2023-11-29 Wed
リスニングセクションのPart3は13セットの39問、Part4は10セットの30問あります。この2つのPartを合わせると実に69問ですから、リスニングセクションのほぼ70%を占めているわけです。初中級者から上級者へと登っていくためには、ここを突破しないと無理です。先読み云々の話もあるのですが、僕が700点くらいの頃、結構苦労したのが、1セット3問の解答をいつマークシートに塗るかということでした。1問目や2問目の解答が分かった時点で塗ると、3問目の解答根拠を聴き逃したりして怖い。しかし、塗ってしまわないと1問目と2問目の解答記号を忘れてしまいそうで、それはそれで怖い。笑。
※ご存じかと思いますが、問題用紙に〇印をつける、下線を引く、チェックするなどの行為は違反行為に該当するのです。
HUMMER先生に教えていただいた「指を問題用紙の正解と判断した解答記号に置く」方式は素晴らしいので、それが向いている人は「全力特急」をご覧ください。超お勧めの方法です。
僕も一時期、この方法を採用していたのですが、なにせ指が太いもんで、Bを指しているのか、Cを指しているのか、分かんなくなっちゃったんですよね。女性とか、指が細い人は超お勧めな方法なのですが、太い人はダメなのよおおお~!
で、僕がこのHUMMER先生の方法をアレンジして編み出したのが、指差しに使う爪(僕は左手の中指と人差し指を使ってました)に矢印(→)を書いちゃう方法です。爪に細いマジックで矢印を書くと、割と正確に解答記号を指し示すことができるんですね。ホントですよ。
これはこれで上手くいったのですが、ある時、もっと良い方法を思いついたのです。公開テストの真っ最中に、です。僕はシャーペンは4本持っています。2本が0.9mm、もう2本が1.3mmです。Part3の音声を聴いているときに、使っていないシャーペンが転がったんです。問題用紙の上で。
それが選択肢ABCDの辺りで止まったの。あ、ああ、あああ!これ、使えると思ったのです。その日はいつものように解答しましたが、家に戻って、チビた鉛筆を2本探した。使い古して3cmくらいになっちゃってるやつを、です。
そうです。この鉛筆を2本、公開テストに持ち込み、1問目と2問目の解答を指し示すように置けばいいのです。だから形状が丸いやつは向きません。六角形のやつがいい。転がらないから。3問目は最後に塗ればいいから不要ですね。
これは問題用紙にも解答用紙にも印をつけるわけじゃないから違反じゃないんです。だって、予備の鉛筆を置くだけだから。鉛筆とか、シャーペン、消しゴム以外のものを持ち込んで使ったらダメですよ。それは違反行為になりますから。
この方法、絶対上手くいきます。僕がかつてやってたんだから。実証済みです。だけどね、しばらくしてやらなくなりました。実力が上がってくると、解答3つくらい難なく覚えられるようになるんです。鉛筆なんか置かなくても。それまでの間の一時しのぎに過ぎないんだけど、是非やってみてください。大切なのは、問題用紙から目を離して音声に集中できる環境を作ることですから。
次回12/10の公開テストで、小さい鉛筆を持ってきている人を見掛けたら、それはこのブログを読んでくれた人の可能性が高いですね。笑。笑。笑。TOEICは楽しいですね。こんなしょうもないことでも真剣に考えさせてくれたりして。笑。笑。笑。
ではでは。
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2023-11-19 Sun
明治学院大学東村山高校で受験してきました。最近、ここの会場に当たることが多くなりました。今日は、小教室ではなく大講堂のほうです。ほぼど真ん中の前から5番目のベストポジション!しかもお隣と前後の席が欠席で空いています。これ以上ない環境です。以下、Part毎の印象ですが、あくまでも僕の個人的な感想です。難易度は、ここ2年間で受験したテストの平均値を普通とし、これより易しいと感じた場合は「易」、難しいと感じた場合は「難」としました。難しかったのはPart4ですね。僕はPC前の女性のフォームです。
Part1:普通(誤答の選択肢だけど珍しい名詞が出ていました)
Part2:易(久しぶりに易しかったと思います。変化球の球筋が予測できました)
Part3:易(速いセット、状況がつかみにくいセットがなかった)
Part4:難(Part3から一転して難しくなった。最初の2セットが難しかった)
Part5:易(コロケーションで2問悩みましたが、正解していたようです)
Part6:普通(接続副詞を選ぶ問題で二択になり、だいぶ悩みました。結果やいかに?)
Part7:易(ここははっきり易しかったと思います。特にマルチが易しかった)
リスニングは、Part1を普通、Part2を易としていますが、これはTOEIC慣れしている人にとっては、という感想です。慣れていない人には難しかったと思います。TOEIC定番の表現やフレーズが出まくりました。そういう意味では何度も受験している人が圧倒的に有利な回だったと思います。一方、初受験の方は面食らったでしょうね。
Part3は音声もクリアでしたし、比較的ゆっくり目な会話が多かったように思います。意図問題もグラフィック問題も素直でしたね。3人スピーカーも聴きやすかったと思います。しかし、Part4に入って、気を抜いたわけではないのですが、最初の2セットで躓きました。短いトークがあっという間に終わっちゃった感じですよね。その後も難しいセットが幾つも出てきました。上級者のリスニングのスコアはPart4次第でしょうね。
リーディングは総じて易しかった印象ですが、Part5は初中級者には難しかったと思います。文構造や少しひねった文法問題が多く、正確な文法知識がないと正解をひとつに特定しづらい問題が多かったのではないでしょうか?
Part6は素直な文脈な英文が多く、文挿入問題も正解を選びやすかったのではないでしょうか?ひとつだけ、接続副詞を選ぶ問題で二択になり、どっちでの文脈を壊さないし、どっちかなあ?と悩んだ問題がありました。結局、見直し時間に修正はしませんでした。自分の直感を信じて最初選んだ解答そのままにしました。なおすとロクなことない。笑。
Part7は、SPが普通~やや難で、MPが易、という印象でした。MPは本文を読んでいるときに、
あ、ここはクロスリファレンスが来るなと思ったところがズバリ、両文書参照で出てきました。TOEIC定番あるあるのクロスリファレンス問題が多かったと思います。ここも繰り返し受験している人には有利だったと思います。ピンときちゃうんですよね。キム・デギュン先生ではないけど、正解が見える!笑。
さて今回の満点足切りラインはどうでしょう?Lは4つまで間違えても495点が出そうですが、Rは1ミスか、もしかしたら100問正解者だけが495点を手にすることができるような気がします。
ではでは。
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2023-11-02 Thu
860点や900点などの区切りのスコアを目指している方の大きな壁になっているのは、おそらくリーディングセクションでの時間不足かと思います。いや、時間は足りています、と言う方も、粗く読んで問題を解いてポロポロ落としているようでは時間が足りているとは言えません。本記事の想定は、190番まではきちんと解いて、つまり、正解の根拠を自分なりのロジックで特定してマークしている人が、残りの10問をどう乗り切るか、という状況です。残り2セット10問の時点で10分あれば普通に解けばよいのですが、おそらく5~6分しかない、あるいはもっと切迫している状態でしょう。
この時点であきらめて10問全部(B)を塗ってたらダメなんです。え?じゃあ、やっぱり(C)ですか?って?違あああああ~う!そういうことじゃありません。セット全滅を避けるのです。塗り絵しても確率的には5問中1問程度は正解するでしょう。
でもですね、10問のうち、ここで8問落としたらそれまでの苦労が台無しになってしまうのです。スコア換算にして40点くらいマイナスを食らうことになります。リスニングセクションで常時、495点とれる人ならいいですよ。それならリーディングで405点とれば合計スコアは900点に到達します。
しかし現実にはリスニングの満点は難しいと思います。それならやはりリーディングで450点を目指すべきなのです。はっきり言ってリスニングに比べてリーディングの450点は難しいです。おそらく88~90問くらい正解しないととれません。逆に言えば、10~12問しか間違えてはいけないのです。
ほら、最後の2セットで8問も落としていたらどうなりますか?101~190番まで2~4問しか落とせなくなります。これはいかにも厳しいでしょ?
2セット10問のうち最低でも6問拾ってください。それには残り時間6分で正解できる6問を見極める訓練と、190番までたどり着いた時に6分確保している実力が必要です。あるいは、3セット15問の残した状態で9分ある、という状況でも構いません。この場合、15問中、最低9問を拾うことになります。実際にはもっと正解できますが、それは後述します。
ここからは公式問題集Vol.9のTest1を例にとって説明します。先ずは191~195番のセットを見ていきましょう。
※公式10はこれから解く人がいるでしょうからネタバレを避けて公式9を例にとります。
191.According to the article~?
192.What does the article indicate~?
194.What does the report suggest~?
この3つを正解してください。191と192は3つある文書の内、最初の記事を読めば解けます。194は3文書目のレポートを読めば解けます。設問がそれを示してくれているのです。191番は、According to the articleを見た瞬間に、あ、これは記事だけ読めば解けると確信します。192番のthe article indicateも、194番のthe report suggestも同じことが言えます。つまりクロスリファレンス問題は捨てるということです。
そして、191番は(A)、192番は(C)、194番は(A)という正解を導き出すことができたなら、残りの2問は見向きもせずに、(B)(B)か、(D)(D)を塗ってください。たぶんどっちか当たる可能性が高いです。きちんと解いた3問が(A)と(C)だから、(B)と(D)がないと解答記号のバランスが悪くなるからです。実際には、193番が(D)で、195番が(B)です。ほら、4問正解できたでしょ?
次いで、196~200番のセットです。
196.According to the policy~?
198.According to the credit card~?
この2問は1つの文書を読むだけで解答できます。196番は1つ目の文書、198番は3つ目の文書です。According to~がポイントなんですね。クロスリファレンスではないことを教えてくれています。さらに、
197.Where did Ms.Naar make a purchase on January 3?
ですが、具体的な人の名前と日付が示されています。こんな時は、この名前と日付をざっとスキミングして探すのです。3つ目の文書に見つかりますね。おそらく3つ目の文書だけで正解の根拠を得ることができます。
196番が(D)、197番が(C)、198番が(B)ですね。おそらくクロスリファレンス問題である199番と200番はスキップして196~198番にない(A)(A)を塗っておきましょう。ほら、200番は(C)ですが、199番が(A)ですね。5問中4問正解しました。
勿論、同義語問題が含まれている場合、それは前後の文脈判断で解答してください。時間短縮のチャンスです。
このやり方は決して正攻法ではありませんが、まだ200問を完答できる実力がない時にはスコアアップに絶大な効果を発揮します。いつか、200番まで余裕をもって塗り終える実力がついたら、この方法は捨ててください。
大事なことは、これを公開テスト本番でいきなりやらないことです。お手持ちの模試で何回か練習を積んだ後に試すようにしてください。5問中どれが1つの文書だけ読めば解答できるか、コツが分かってきます。初めて900点を突破するには、思い切った戦略も必要です。
ではでは。
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2023-10-30 Mon
昨日は東京経済大学の国分寺キャンパスで受験してきました。自宅から歩いていくつもりでしたが、雨がチラホラ降っていましたので予定を変更してバスで向かいました。大学につく頃にはちょうど雨があがって絶好の受験日和になりましたね。僕は5号館1階の教室の一番前の席でした。教壇に向かって一番左の席でしたので、IIBCのラジカセの音が右耳からしか入ってこない感じで若干、違和感がありましたが、テストが始まってしまえばまったく気になりませんでした。
以下、Part毎の難易度の体感と感想です。僕は女性が階段を降りている写真が1枚目のフォームで、テスト終了が12:21のフォームでした。
Part1:普通(人がいない写真のvacantだけ知らないと選べないかな?)
Part2:普通(When, Whereが多かった印象です。13-16番までBが4つ続いた)
Part3:普通(グラフィックでどんでん返しがあった。59-61番のセットの正解が3つともBでした)
Part4:普通(速いなあと思うセットがありませんでした。間違えた問題はないと思います)
Part5:やや難(副詞の問題で1問悩んだ。〇〇〇 than suddenlyだったかな?)
Part6:やや難(やたら時間かかりました。文挿入で1問怪しい。まだどっちが正解か分かりません)
Part7:やや難(SPで時間がかかり、MPはギアを上げて解きました)
全体的にはリスニングは標準的な難易度で、リーディングがやや難しい部類に入る難易度だったかと思います。すごく難しい問題はなかったのですが。ん?とブレーキがかかる問題が多数ありました。
Part1は「普通」としましたが、TOEIC慣れしていない人には難しかったかもしれません。通常はunoccupiedで表現される写真にvacantが使われていたり、バッグやパラソルの写真は人を描写せずにモノを主語にして現在完了が使われていたりしていました。
Part2はいつもより疑問詞から始まる疑問文が多かったような印象です。キレッキレの変化球は飛んできませんでしたが、29番と30番あたりは、あれ?と思いましたね。同じ解答記号が4つ並んできて、やるなあと思いました。
Part3は最初のセットから変化させてきましたね。話し手たちは誰?とか、この会話はどこで行われているか?というタイプの設問がありませんでした。いわゆる典型的な森問題を外してきましたね。まあ、結局、話し手たちは何について話していますか?という設問だったので森問題なのですが、少しパターンに変化をつけてきました。3スピーカーズと意図問題は易しかったと思いますが、グラフィックで最後まで集中して聴かないと足元をすくわれる問題がひとつだけありました。
Part4は素直な問題が多かったように思いますが、先読みの段階で、おそらくこれが正解かなと予想した選択肢はことごとく不正解でした。TOEICマニアを撃退すべく、巧妙な作りこみが随所にちりばめられていた印象です。
Part5は、語彙はさほど難しくないのに正解を特定しづらい問題が多かったですね。花田塾の花田先生もブログに書かれていましたが、品詞問題が連発したんですよね。え?いくつ続くんだ?と思いました。問題の構成、というか、並びを大胆に変えてきました。1問だけ副詞問題でどっちか迷いましたが、どうやら正解していたようなので全問とれたと思います。
Part6は、どのセットか忘れましたが、文挿入の選択肢がひとつしか消せずに3つ残っちゃった。笑。文頭から読み直して勘違いに気づき2択まで絞ったのですが、1つに絞り込めず、結局、もう2回全体を読み直し、正解を特定させました。このセットは都合、5回全体を読みました。これで時間かかっちゃいましたね。
Part7はシングルパッセージが意外と手強くてスピードが上がらず苦戦しましたが、バブルパッセージとトリプルパッセージが、易しくはありませんでしたが、本文を読んでいる段階で、ここが問われるな、というポイントが分かるケースが多く助かりました。同義語問題は、smoothの言い換えで悩みましたが正解していたようです。正解の選択肢は黒のフレーズに載っています。間違えるわけにはいかないですよね。笑。
リスニングは4問ミスまで、リーディングは1問ミスまでが495点ラインと予想します。でも、リーディングは、いつも10分近くは見直しの時間がある僕が200番まで塗り終えたのが終了1分前でしたので、結構難しかったのかもしれません。もしかしたら2ミスまでいけるかも…。
ではでは。
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2023-10-19 Thu
ダメもとで近所のリブロに行ったら公式問題集Vol.10が置いてありました。小さ目な書店なのでたくさんはありませんでしたが、4冊平積みにされているのを発見し、1冊購入しました。実はこの公式問題集、拙著黒のフレーズに見た目がかなり似ています。Twitter(X)のお友達のべっちさんが教えてくれたのですが、先ずベースが黒であること、文字が白抜きであることが共通しています。
《両者の比較》

さらにカバーも似ています。金色に黒文字と白抜きの文字、累計発行部数情報が記載されているところまでそっくりです。笑。親子みたいな感じです。今なら、公式10を買うと黒のフレーズが無料で付いてくる!みたいなキャンペーンがあればいいのに。無理か…。
さて、このVol.10!速攻で解いてみるか、勉強会や模試会などにとっておくか、現在、思案中であります。韓国版と違って2セットしかないので勿体なくて…。
でも、10/29には今月2回目の公開テストがあるし、それまでには解いておきたいですよね。最新版の問題集だし、似たような傾向の問題が公開テストで出題されるかもしれません。
いずれにしても楽しみがまたひとつ増えました。皆さんは入手されましたか?
あ、それと豆ガシャ本はどこで売っているのでしょうか?売っている場所をご存じの方は教えていただけると嬉しいです。僕は何がなんでも全種類集めるつもりです。
ではでは。
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