2015-03-31 Tue
TOEICを毎回受験していてしみじみと感じているのは、TOEICは人間の総合力が問われる芸術的なテストだなあということです。このことは、実は、先日行われた英語部イベントで僕がお話ししようと思っていた“もう一つのテーマ”だったのです。順位によっては、この隠しテーマでお話しするつもりでした。次の8月のイベントは今までとは少し性質が違いますから、お話しする機会はないと思いますので、このタイミングでブログ記事にさせていただきます。
TOEICテストは英語だけできても満点は獲れないと僕は考えています。帰国子女でも、もしかしたらネイティブでも獲れないかもしれません。TOEICは単純に英語力を測定するテストではなく、英語を使ったコミュニケーション力を測定するテストだからです。純粋な英語力以外のプラスアルファが求められる所以です。
僕がTOEICにおいて必要だと感じているスキルは大まかに言うと以下の通りです。細かいものまで列挙すると結構な数になります。人によって個人差がありますから、自分には関係ないと思われましたら読み飛ばしてください。あくまでも僕の個人的な感想です。
当然ですが、先ず第一に英語力
常に体調を整え、テスト当日にピークを向える力
周囲の雑音に動ずることなく平常心を維持する力
タイムマネジメント力
集中と脱力を繰り返し、2時間を戦い切る力
広い視野で問題冊子を見渡す力
何が問われているのか出題者の意図を汲み取る力
必要な情報を瞬時に検索する力
情報のリテンション力
捨てるべき問題を瞬時に判断し、潔く諦める力
遅れを取り戻し、体制を立て直す力
マークシートを素早く塗る力
もっと細分化すればこれ以外にも沢山あります。より現実的な力です。例えば、
受験料を捻出する経済力
受験会場まで辿り着くルートファインディングの力
仕事や家庭行事との調整できる力
家族を説得し、家庭を円満に保つ力
決して冗談で言っているわけではありません。これらは、ストレスなく連続して受験していくうえで必須の能力なのです。
意識しているか、無意識でやっているかは別として、毎回のように高スコアを叩き出す人達はほぼ例外なくこれらの能力に長けています。
英語力を軸とした総合人間力を培ってきた者だけが辿り着くことができる高みがそこにあるのです。異論もありましょうが、僕はそう考えています。
365日必死に頑張ってきた2014年度の最終日に、どうしてもこれだけは言っておきたかったのです。明日からまた新たな挑戦が始まるから。
ではまた。
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