2021-05-05 Wed
英検の過去問って、英検のサイトから無料でPDFをダウンロードできるのですね。太っ腹!解答まで自由にダウンロードできるのは有難いですね。英検はあまり興味ないけど、TOEICの単語本を出している身として、語彙問題だけは興味津々です。2020年度開催分の3セット75問だけ解いてみました。1セット25問ですが、正解数は1セット平均すると、概ね18問くらいですね。相当難しい。やっと7割とれる感じです。4つの選択肢のうち半分知らないかな。3つ分かる問題もあれば、4つ全部怪しいものも時にはある。
Owing to the sudden ( ) in the value of the currency this year, the prices of imported goods have risen sharply.
(A) depreciation
(B) rendition
(C) demarcation
(D) extraction
これなんかは (C) demarcation 以外の3つは知っていますから楽に解けます。正解は(A) depreciation ですね。
【訳文】今年、通貨の価値が急激に下落したおかげで、輸入製品の価格は急激に上がった。
(A) depreciation 価格の低下、下落、減価償却
(B) rendition 判決の言い渡し、演奏、演出、翻訳、解釈
(C) demarcation 境界設定、区分、区画、分離
(D) extraction 抜き出すこと、抽出、抜粋、引用、家系
3セットだけ解いてみて分かったことがあります。選択肢にある4つの語彙レベルは確かに高いけれど、問題文に使われている語彙レベルがさほど高くない。
なので、ピンポイントで4つの選択肢を知っていれば解けるし、選択肢のうち2つ意味が明確に分かるならば、残りの不明確な2つは語源の知識や字面の雰囲気で何とかなります。3つ、4つ知らないときついけど、英文そのものは易しいから、諦めなければ正解を選べる可能性があります。
明らかにTOEICのPart5とは違いますねえ。正確な文法知識は要らないし、問題文中に難易度が高い語彙は滅多に登場しない。選択肢の意味を推測するのに時間がかかるけど、25問を解くのに要する時間は、あくまでも僕の場合ですけど、9分から、最大でも12分です。
ではでは。
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2021-04-14 Wed
標題の和泉先生の新刊のAmazonレビューを書かせていただきました。DMMブックスの70%割引で買っておいて、Amazon様、申し訳ございませんm(__)m。《英単語を覚えたくなる本》
本書を一言で総括すると、なんだか無性に英単語を覚えたくなる本です。私は英検受験の経験はありませんが、早速、英検1級の過去問をネットでダウンロードして数セット解いてみました。著者が推奨する、「接頭辞+語幹+接尾辞」の知識と「別品詞」の知識を総動員すれば、何とかなるものですね。結構な確率で正解できました。

また、本書の随所に紹介されている「Oxford Learner’s Dictionaries」も実際に使ってみましたが、比較的平易な英語で説明がなされていますし、例文も優れてると感じました。丁度良い長さで暗唱もできそうです。
その他、スペルが似ている単語をカルタ取り方式で覚える方法や、固有名詞の発音や品詞によって異な単語の発音の言及、格調高いライティング技術を身に着けるためのチップ、句動詞の意味の類推方法など、英単語習得に直結するヒントが満載です。
ご本人を存じ上げているからかもしれませんが、関西弁の語り口調が心地よく、時に笑わせてもらえたりして、あっという間の読了でした。第7章と第8章の二次試験対策のページも必読でしょう。ここが一番、読んでいて面白いクライマックスです。
本書は、英単語を覚える喜びや、辞書で調べる楽しみなどを存分に満喫しながら、英検1級合格レベルの語彙力を培うために情報を纏めた稀有な1冊です。私も短文穴埋めの25問全問正解にトライしてみたくなりました。《レビューここまで》
ではでは。
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