2014-08-15 Fri
TOEICでは概ねテスト問題の配置が決まっていて、その配置が大幅に変わって出てくることは稀です。例えば、通常、PART1では1枚目から人が居ない写真は出てきません。だから、先日の公開テストのように、いきなりイスだけが写っていて人が居ないと焦ります。誰か居ないか探しちゃいましたw。まあ、たまにはそんなこともありますが、通常は一定しているものです。ここでいう配置とは、PART毎の出題の順番というか、定位置というか、そういった意味です。
例えば、PART5の101番で、いきなり超難しい語彙問題は配置されないんですね。いきなり、倒置と省略が絡んだ仮定法の問題が置かれることもないんです。どのPARTも出だしは比較的易しい問題が並ぶのがTOEICの世界では常識です。
公式問題集もこの正しい流れを汲んでいて、難しい問題が登場する定位置というものがあります。公開テスト、IPテストとほぼ同じです。なんというか、安心して解くことができます。どの辺りで厳しい問題が出てくるのか、展開がほぼ読めていますから。これは精神的には相当のアドバンテージなのです。
ところが、本番のテストでも、この定位置が大幅にシャッフルされて出てくる場合が稀にあって、そういう時は注意が必要です。易しい問題の前に難しい問題を解かされると、普通の人はペースが乱れます。慌てます。特にリーディングにおいては、時間管理ができなくなります。そうなると、気持ちばかり焦って、何も頭に残らないまま英文が左から右へ抜けていきます。そういう感覚を味わったことないですか?最後は、塗り絵ですね。
僕の個人的な考えですが、200問全く同じ問題であっても、解く順番が変わるとスコアも変わる可能性が高いと思っています。小学生の算数だってそうでしょ?最初は誰でも得点できそうな易しい問題を配置してる。どんなテストだって、後ろにいくにしたがって徐々にバーを上げていくものです。
だから、難しい問題と早めに遭遇してしまった場合には、それを瞬時に見極めて、ヤバそうだったら後回しにするスキル、というか、潔さは必要なんですね。難しい問題は最後にまわして解くと、これが割と簡単に解けるんですよ。ホントです。エンジンのかけ始めに難問を解くと空回りしますが、ギアがトップに入ってる終盤では簡単に解けるということがあるんです。
僕がテスト問題を解く時に、リスニングでは1番~100番まで全部、リーディングでは101番~200番まで全部、事前に目を通しているのはこういう事情によります。急な坂道や落とし穴が何処にあるのかを知っていると対処し易いし、大まかな時間の見積りもできちゃいます。
勿論、公開テストで、ぶっつけ本番はよくありませんが、模試で練習してから試してみてはいかがでしょうか?
こういう訓練には韓国模試が最適なんですよね。順番を無視していきなり難問が出てきますから(笑)。好きだなあ、韓国模試のそういうテキトーなところ。
ではまた。
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