2014-08-20 Wed
電子辞書は何処に行くのにも持ち歩いています。テスト当日は勿論ですが、仕事だろうと休日だろうと、はたまた出張だろうと、いつもです。もう3年半も前に、確か6万円程度で購入したものですが、元はとったと思っています。それくらい使用頻度が高いから。
使い方には自分なりの順番というか、ルールがあって、
先ずは、
ランダムハウス英和大辞典
ジーニアス英和大辞典
この2つで日本語の意味や使い方をざっと確認します。
その後に、
ロングマン現代英英辞典
オックスフォード新英英辞典
この2つで日本語では把握しづらいニュアンスを汲みとるようにしています。
そして、最後に、
オックスフォード類語辞典
これが登場します。
実はTOEICにおいて一番大事なのは、この類語辞典を参照する作業です。何故って、言い換え、同義語、パラフレーズの宝庫だからです。
ご存知の通り、TOEICでは、その語句の意味だけ日英対訳で知っていても正解が選べないことが多いのです。語法やコロケーション、そして類義語にまで手を伸ばさないと、テスト本番で100%対応することができません。
なので、僕はこの3段階方式で未知の語彙を調べ、その都度、TOEICに対応できるレベルまで吸収するように心掛けています。ただし、紙に書き出したりはしません。時間が勿体無いし、いつも恵まれた環境で勉強できるわけじゃないから。もう一度見たかったら、電子辞書のヒストリー機能を使えば十分です。基本はその場で覚える。
英語学習に限らず、辞書を引くのは僕にとって楽しい作業なので苦痛を感じることはありませんが、人によっては辛い作業かもしれませんね。
まあ、あくまでも僕個人がやっていることなので、全ての人にお勧めするわけではありません。学習スタイルは十人十色でいいと僕は思っています。
一つだけ注意点です。というか僕の持論です。リーディングのスコアが400点近くなるまでは英英辞典には手を出さないほうが無難です。
よく英語の先生などは、本当の英語を学びたければ英英辞典を使え、英英辞典を使え、と連呼するけど、そんなの無責任の押し売り以外の何物でもありません。そもそも、何ですか?本当の英語って?
まだ英語のボキャブラリーの基礎が十分に出来あがっていない人が英英辞典を使うと、分からない単語を調べているうちにまた分からない単語に出会うという無限スパイラルに陥ります。大抵の場合、いたずらに時間を浪費して成長が遅れるだけです。
ただし、スコアに関わらず、英英辞典を見るのが好きだという人はこの限りではありません。好きなことは多少時間がかかっても楽しく続けられるし、実際、身につくからです。そういう方は、存分に英英辞典の旅を楽しんでくださいね。英語の勉強をしているなあという実感を得られるのもまた英英辞典の醍醐味ですから。
ではまた。
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