2014-11-18 Tue
PART7で正解率がなかなか上がっていかない人を見ていて気づいたことがあります。意外に思われるかもしれませんが、本文は読めている人が多い。完璧ではないにしろ90%くらい理解しています。聞いてみると内容もよく覚えてるんですよね。驚くくらい覚えてる。だけど、正解数が増えていかない。最初、不思議だなと思っていたのですが、原因が判明しました!設問と選択肢が読めてないんです。いや、読んでいるんですけど、設問とそれに対応する選択肢が意図するところを十分に汲み取っていないことが多いようです。
なんで間違えたのか聞いてみると、「だって、こう聞かれてるから、こう答えました。」って、全然見当違いのことを言うんですよね。僕にしてみたら、「えっ?そんなこと聞かれてないよ。」ってことになる。だから、出題者の意図はこうですって示してあげると、「へえ~、そうなんですか!」って驚かれるんです。
この傾向はリーディングスコア400点前後の人に顕著です。PART7だけではありません。同じことがリスニングセクションのPART3やPART4でも起きています。そうです、スクリプトが聴けているのに正解できない。
勿体ないですよね。せっかく読めているのに、聴けているのに・・・。だけど、この現象に対する特効薬がありますから大丈夫です。極端な話、早い人なら1週間もあれば治療可能です。
先ずはお手持ちの公式問題集をかき集めます。日本版ですよ、韓国版はダメです。そしたら、本文はざっと目を通すか、何度もやっている模試なら全く読まなくてもいいから、設問と選択肢だけ丁寧に時間無制限で読むんです。この際、重要なのは場面をイメージすることです。
イメージできましたか?イメージできたら日本語訳を読んでみてください。自分のイメージとピッタリ一致していましたか?ちょっと違うんじゃないですか?そこがあなたの弱点ですよ!
TOEICの設問は、日常会話では使わないようなイレギュラーな英文が時折出てきます。これに慣れなくちゃいけません。設問を正確にイメージできないと選択肢は余計に違った方向に理解しちゃうんです。もはや、イメージから妄想に変貌しちゃう(笑)。
先読みの訓練と似ているのですが、PART7では
設問と選択肢のセットを丁寧に読んでイメージ化する。
日本語訳と比べてみてニュアンスの違いを確認する。
違っている箇所は何故勘違いしたのか、その原因を突き止めて理解する。
このステップに則ったドリルが重要です。
選択肢は本文の表現とは別の表現に言い換えられていることが多いのですが、そんなの問題じゃない。設問がきちんと読めて、イメージ化に成功していれば、言い換えなんか容易く見破れる。あ~、そういうことなんだって。
実際のテストでは設問を読んだ後、その内容をリテンションした状態で本文を読み、それから選択肢を見る、という順番になりますから、本稿で示しているのはあくまでも訓練です。
でも、この訓練が本番で威力を発揮する。
本文を読んでいる途中で「正解が見える」ことがある。
ホントですよ。
ではまた。
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2014-11-18 Tue
昨日の結果発表で驚いたのは、周りにスコアアップした人があまりいないということです。こんな回もあるんですね・・・。僕の周りでベスト更新した人はごく一部でした。逆に、必死に勉強してるのにスコアが停滞したり、いや、それどころか100点くらい急降下してしまった人は結構います。きっと、ショックと戸惑いで途方に暮れていることでしょう。
でも大丈夫です。そんな時もあるんだって。いつだったか書きましたが、英語の実力が上がっていく段階でスコアが足踏みすることなんて普通ですよ、フツー!奥さん、フツーです、フツー!奥さん!
そして、目標スコアは、ある日突然獲れるんだ。しかもあっけなく。
大して期待もしていない時にあっけなく獲れる。
あれっ?獲れちゃったんだ・・・。
ホントに?????
リスニングもリーディングもあんまり出来なかったんだけど・・・。
不思議に思って、何度見ても、百の桁は間違いなく、「9」だ。
諦めずに勉強を続けていれば、
続けていさえすれば、
何の前触れもなく、
その日はある日突然やってくるのさ。
ではまた。
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2014-11-17 Mon
先程、TOEICのHPで先月の結果が発表されましたね。僕はPART5の語彙問題で前置詞の正解を選べなかったので、今回は期待していませんでした。1ミス確定ですからね(ヘ;_ _)ヘ ガクッ。更にリスニングはPART2がやたらと難しく感じたので、実際のところ、何問正解しているのか全く分かりません( ̄  ̄;) ウーン。
では結果です!

ということで、サヨナラ~。。。。。。。。タッッタッタッタッタッタタタタタタタ!(;ーー)ノノ トリアエズニゲロ~~!
ではまた。
というわけにもいきませんね(-_-*)。
では(m。_。)mコワイヨオ、
ひええええΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?

うおおお~、やっちまったあ~<( ̄口 ̄||)>!!!オーマイガー!!!<(|| ̄口 ̄)>!
絶対にやってはいけないパターンをやっちまいましたあ。・゚((T◇T゚)゚・。アワワワ。・゚(゚T◇T))゚・。!
やっぱりPART2だなあ、原因は((((_ _|||))))ドヨーン・・・。
結局、薬局、Rは1ミスでも満点が出たんですねσ( ̄◇ ̄;) ワ、ワタシデスカ?
リスニングは相当メタメタだったんだろうなあ_(*_ _)ノ彡☆ギャハハハ!!バンバン!!←笑い事じゃない!
まあいいや、今度の日曜日頑張ろうっと┗(`・ω・´)┛フンヌッ!
さあ、結果が良かった人も思わしくなかった人もいたずらに一喜一憂することなく、次に行きましょう!次です、次!過去を振り返っても仕方ありません、次だ、次っ!ヒューンε=ε=ε=(o-ω-)o!
でも、そうは言っても、やっぱり今日くらいは思いっきり喜びを爆発させたり、思いっ切り落ち込んだりしてもいいかもね( ̄(エ) ̄)・・・。
人間だもの( ̄▽ ̄)。o0・・・。
ではまた(* ̄▽ ̄)/!
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2014-11-16 Sun
今や様々なTOEIC学習会が開催される世の中になりましたが、参加しっぱなしって勿体ないですよね。きちんと復習しないと参加しただけで終わってしまいます。学習会の効用は多々ありますが、怖いのは参加しただけでやった気になってしまうことです。学習会の効果を倍増させるのは復習以外にあり得ません。
我らが解きまくる会では、復習王子がいてご自身のブログに復習記事を書いてくれています。
復習王子hiroさんのブログ
みんな、これを読んで復習の参考にしているようですが、皆さんも他人任せにしないで書いたらどうですか?hiroさんのブログはあまりにもクオリティが高すぎますから、ここまでやらなくても結構です(汗)。
参加者でブログを運営している人は、たった1行でもいいから、知らなかった単語たった1語でもいいから、ご自身のブログに書いてください。
ブログに記録することで、一番は自分のためになるし、副次的な効果として他の参加者にも極めて有益な情報となります。
こういう習慣が定着してくると、皆が参加者のブログをお互いに訪問するようになるし、TOEICブログ界の活性化にも繋がります。
いやあ、ブログ書きたいけど、書くことないんだよねえ・・・。などと言っている場合ではありません。学習会に参加しておいて書くことが何もないということは、何も学ばなかったということです。それではスコアなんか伸びるわけありません。
壁にあたって苦しんでいるのなら、今までとは違ったプラクティスが絶対に必要なんです。これに該当しないのは圧倒的な量をこなすという人だけです。
僕はそう思います。
By 徹夜明けで死にそうなうさぎさん
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2014-11-15 Sat
火曜日に拙ブログでご案内しましたが、社会人英語部の代表である清涼院流水さんが、アルクのオフィシャルサイトの語学力アップブログに登場しましたヽ(^◇^*)/ ワーイ。コレです、コレ↓
アルク語学力アップブログ~清涼院流水さん<第1弾>
上記掲載記事は2回シリーズの第1弾だったのですが、金曜日にその続編の第2弾が掲載されています。今回は「記憶の定着を図る基本的な考え方」と「英語部勉強会から得られたもの」にフォーカスした内容になっていますヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ。
TOEICのスコアアップのみならず英語力の向上にきっと役立つヒントが書かれていますので、是非ご一読くださいませ。続編は下のURLからどうぞo(`ω´ )o!
コです、コレ↓
アルク語学力アップブログ~清涼院流水さん<第2弾>
英語学習には停滞時期やスランプがつきものですがΣ( ̄⊥ ̄lll)、何かちょっとしたきっかけで上昇気流に乗って行けることがあります。そんなヒントが隠されているかもしれませんよ( ̄◇ ̄;)エッ、ミナキャ。
ではまた。
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2014-11-12 Wed
現在、解きまくる会ではスヨン本にチャレンジしておりますが、その中で、asideの面白い使われ方を目にしました。何かの本で見て知ってはいましたが、TOEIC本で見たのは初めてでした。Article問題の本文中に出てきましたね。副詞として、名詞または名詞句の直後に置かれるasideです。
通常、TOEICに頻出するasideは僕が知る限り3つです。2つが句動詞、1つが群前置詞です。PART1の描写でbyに近い意味で使われることもありますが、稀です。
句動詞は、
put aside
set aside
の2つで、いずれも「とっておく」という意味で使われます。将来に備えてまとまったお金をとっておくとか、この課題をこなす時間を別にとっておくとか、そういう意味です。
群前置詞は、
aside from
です。これはTOEICでは2つの意味で使われ、どちらに属するかは前後関係の文意、つまり文脈で決まります。
ひとつは「~を除いて、~は別として」の意味で、except for とほぼイコールの意味で使われます。
もう一つは「~の他に、~は別として」の意味で、in addition to とか、besides とか、as well as とほぼ同じ意味で使われますね。
ここまでは上級者なら誰でも知っていると思います。
今回、スヨン本に登場したasideは名詞の直後に置く副詞です。
these problems aside(これらの問題は別として)
all joking aside(冗談はいっさい抜きにして)
regulations aside(規制は別として)
unusual circumstances aside(例外的な場合は別として)
などのように使われます。
これがPART7の本文中に出てきました。ちょっと、実際の英文とは変えますが、こんな感じ。
Some enthusiastic fans aside, very few people know his great achievement.
熱狂的なファンを別にすれば、彼の偉業を知っている人なんかほとんどいないよ。
ということですね。
PART5でこうなってたら、
Some enthusiastic fans ( ), very few people know his great achievement.
(A) altogether
(B) nearby
(C) solely
(D) aside
果たして (D) を選べますか?
PART7の本文中に出てくるということは、いずれPART5&6の正解の選択肢として出題されても不思議ではありません。PART7の本文には、将来必ず出てくるPART5&6のヒントがゴロゴロころがっていますからね。実は宝の山なんですよ。
本稿は、みかん星人さんの「throughoutには前置詞だけでなく副詞の用法もある」というツイートを拝見し、思いつきました。そう言えば、スヨン本にも似たようなやつがあったなって・・・。
こういう一見どうでもいいようなことを都度調べていって、地道にひとつずつ吸収していくのが学問の本筋のような気がします。
ではまた。
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2014-11-11 Tue
ニュースです!我らが英語部師匠、清涼院流水さんが昨日、アルクのオフィシャルサイトに登場しました(ノ ̄▽ ̄)ノオリャア!英語力ゼロに近い社会人たちをTOEICテスト900点集団に導いたミステリー作家として紹介されていますv(≧∇≦v)三(v≧∇≦)v ピース!
既にご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、アルクの「語学力アップブログ」というコーナーに颯爽と登場しています。詳しくは下記のURLをクリックしてください。遠慮なくクリックしちゃってください、クリックしまくっちゃってくださいv(=∩_∩=)!
コレですよ、コレ↓
アルク 語学力アップブログ~清涼院流水さん
内容は、以前にこのブログでも取り上げました「社会人英語部の衝撃」の興奮そのままのノンフィクションストーリーです。是非ご覧になってくださいσ( ̄◇ ̄;) ワ、ワタシ。
本稿は2回シリーズのようで、今回が前半です。次回、後半部分の掲載予定は金曜日とのことです。どうぞお楽しみに!お見逃しなく(* ̄▽ ̄)/'`*:;,。・★キラリンー☆!
ではまた!
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2014-11-10 Mon
TOEICテストを継続して受験していると、大抵の人がスコアの停滞を経験します。御多分に洩れず、僕もその一人です。停滞どころか、ダウンすることだってあります。いつだったか、スコアダウンの理由について書いたことがありますが、話が複雑になるので、その時にはあえて触れませんでした。実はスコア停滞やダウンには隠れた秘密があります。
実力のアップが却ってスコアダウンの原因になる、そういう事象が発生している可能性があるのです。実力養成の過渡期に、この現象は度々表れます。
例えば、PART5で空欄の直後に doing がある。選択肢を見ると、
(A) During
(B) While
(C) However
(D) In addition to
こんなケースでは、つい最近まで During を選んで間違えていたけど、During は動名詞をとれないことを学んだので、(B) While を選んだ。素晴らしい進歩ですよね。During を排除できたんですから、一歩前進です。
ところが、実は、よくよく全文を見ると、空欄の後は名詞句で、意味的にも、(D) が正解だった。テストの直近で学んだ While doing に飛びついちゃったんですね。
最近までは During を選んで間違えてた。だけど、もっと前は何だか分からなくて適当に (D) を選んで正解してたかもしれない。
そうです。こんな時にスコアは落ちるんです。いずれは実力で正解を選べるようになるわけですが、成長の過渡期にはETSが仕掛けた罠に見事に嵌るんです。
だからスコアは落ちるんです。成長の過渡期、壁を突破する手前にいる学習者ほど、ETSのトラップに引っかかるんです。TOEICテストは、概ねそのように作られているからです。
TOEICテストは、上級者に近い中級者を落とし穴に落とすことを得意としています。だけど、初級者を罠に嵌めるのはあんまり得意じゃない。初級者は出題者の意図なんか分からないから、適当に勘で選んで正解しちゃう。そんな人を罠に嵌めるのは、全知全能の神だって不可能なんです。
ビギナーズラックって本当にあるんです。勿論、全体のスコアでは実力が上の人が、より高いスコアを獲得するわけですが、1問毎に正解率を分解すれば、初級者と中級者との間で逆転現象が起きることがあるんです。
こういう現象がたまたまいくつも重なると、その結果がスコアの停滞という形で現実になるのです。
同じ700点でも内容は違います。毎日のように勉強しているのなら、半年前の700点と今月の700点は内容に差がある筈なんです。
それに気づかずに、伸びないスコアに嫌気がさして諦めちゃう人が沢山いる。そういうパターンを何度も見てきた。そんな時、僕は心の中でいつもこう呟くんだ。
「あ~あ、もう少し、あと少しだけ頑張れば、絶対、大幅にスコアアップしたのになあ・・・。」
って。
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