2015-05-05 Tue
TOEICの学習をしていると、時に分からないことにぶつかります。そうすると、文法書や辞書やWeb検索などで調べようとするわけですね。この態度は100%正しいと思います。ですが、あまり深追いしてはいけません。まあ、深追いも2種類あるのですが、ひとつは不明点をどうしても解決できずに、諦め切れずに時間をかけてしまうケースです。
もうひとつのケースは、調べているうちに、既に元々の疑問点は解決しているにもかかわらず、横道に脱線していくケースです。動詞の語法を調べていたら、同じ用法を持っている動詞が気になって調べ始める。その名詞がどんなものか気になって調べ始める。その名詞の類義語や反対語、コロケーションなどが気になって調べ始める、といったケースです。
いずれも自分で調べようとする時点で、知識としては定着しやすいわけだし、素晴らしい取り組みなのですが、あまり深入りすると学習の効率性が失われます。気持ちはよ~く分かります。モヤモヤを解決したい気持ち、もっといろいろ知りたくて興味を持ってしまう気持ち、 よ~く分かります、よ~く。
ですが・・・、ですが・・・、あまり過度に追求し過ぎると時間がドンドン経過していってしまいます。終いには寝る時間がなくなってしまいますよ(笑)。
僕は、調べものには一定の制限時間を設けていて、その時間を過ぎたら諦めるようにしています。ただし、どこが分からなかったか、いつでも確認できるように付箋をつけています。
PART7の文書を読むときのタイムアタックと同じです。時間を区切る。制限時間の中で解決できなかった疑問点は、まだ自分には早かったんだと整理し、いつか分かる時がきっと来るけど、それは今じゃないと諦める。どうしても知りたければ、上級者に聞く。
そうしないと、周りに置いていかれますよ。3時間かかって疑問を解決したのは良いけど、周りのライバル達は1模試くらい先にやってます。
くどいようですが、トコトン自力で調べるのは、学習者の姿勢としては100%正しいと思います。ですが、物事には、すべからく限度というものがあるということです。疑問点は一旦先送りして、それよりは少しでも早く目標スコアを獲りましょうよ。
ではまた。
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