2015-06-05 Fri
主に通勤時間と出張の移動時間を利用して、TEX加藤さんの新刊「新TOEICテスト文法問題でる1000問」を全問解き終えました。間違えた問題は1桁で済みましたから、まあまあの出来だったかと思います。
まだ本格的なレビューを書くのは早いとは思いますが、実に良く練り込まれた本格派のテキストだということは断言できます。欠点が見つかりませんね。電車のつり革につかまりながら解くとちょっと重いということくらいでしょうかね(笑)。しかしその悩みも、2回目からは別冊の1000本ノックで済みますから解消されます。良かった、腕が折れるかと思いました(汗)。
さて、このテキストの使い方ですが、リーディング450点位までの学習者であれば、テキストの順番通りに解いていかれるのが宜しいかと思います。そのように工夫されて作ってあります。
苦手な分野を先に、という方法もあり得ますが、特に、最初に配置されている品詞問題をきちんと抑えてから先に進まれたほうが、後々のことを考えれば学習効率が高まるはずです。
品詞問題はTOEICの要なのです。英文の基本的な骨組みを理解できているかどうかのメルクマールとなるチャプターです。筆者もそのことを熟知されているからこそ、このチャプターを真っ先に持ってきているわけですし、問題数も圧倒的に多くなっています。TEXさんのお言葉をお借りすれば、品詞問題を制する者はTOEICを制するのであります。僕もそう思います。
品詞問題以降も勿論、負けず劣らず重要ですが、大量の品詞問題を読み解く中で、その先のエッセンスは必ず登場してきます。つまり、代名詞や関係詞や前置詞、接続詞などの問題ですが、品詞問題の英文の中に、それらは当然ですが使われています。ここで丁寧に目に焼き付けておきましょう。次のチャプターに進むのが楽になります。
9セットある文法模試は総仕上げの位置づけでもあり、それまでのチャプターで扱い切れなかった項目を巧みに補完する役割も担っていますから、必ず全問取り組むべきです。このテキストに一切無駄はありません。1019問は必要にして十分な数なのです。
理想的には、全ての問題を自分の言葉で他人に説明できるレベルまで理解したら、1000本ノックの別冊でランダムに配置された問題を何度も何度も解きまくり、身体に染み込ませましょう。文頭からピリオドまで一気に読んで瞬時に理解できるレベルが目標です。TOEICでは瞬発力が最後にものをいいますからね。
最後に、上記以外で僕が感じたことを申し上げると、このテキストはネーミングこそ「文法問題」となっていますが、実はもっと幅広い範囲をカバーしています。例えば、前置詞の独立したチャプターもありますが、アビメのうえでは前置詞は語彙問題に分類されます。ですが、ここは文法問題と切り離すことが現実的ではないというご判断から、あえて収録されているわけですね。
また、このテキストをきちんと全体を網羅することで、語彙問題にも応用が効き、強くなります。使われている語彙がホンモノだからです。金フレとの親和性を感じた読者の方も多いのではないでしょうか?20万部以上を売り上げている金フレとの重複感こそが、このテキストがホンモノであることを物語っています。いわばホンモノの証なのです。
最近は多忙で、時間の制約から、これまでは全ての問題を解き切ることを第一目標にしてきましたので、解説部分の読み込みは必ずしも十分ではありません。これから楽しみながらじっくり目を通していきたいと考えています。
6/14のラビ&ブッチのPART5マシンガン第3弾は、このテキストを使わせていただきますので、それまでに隅々まで完璧に読み込んでおかなくてはなりませんね。楽しそうなイベントだなあと思っていましたが、よく考えたら僕が実施するイベントでした(大汗)。
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2015-06-05 Fri
週末の日曜日は英検のテスト日です。日頃はトーイッカーとして活躍している同志達も何人かチャレンジされるようですね。英検用の対策をきちんとして受験する人もいれば、ほとんど直前だけの調整で受験される方もいることでしょう。是非、持てる実力を遺憾なく発揮してきていただきたいと思っています。
TOEICと英検ではテストの傾向は当然異なりますが、日々蓄えてきた英語力を測定するという意味においては、その根底にある狙いは同じです。
どっちのテストが良いとか悪いとか、いたずらに優劣をつけようとする議論は一旦横にさて置き、受験される方はテストを思いっ切り楽しんできてくださいね。1日だけ、エイケニストに変身するという方もいらっしゃるでしょう(笑)。
全国のトーイッカーの皆さん、トーイッカー代表として、英検という他流試合に果敢にチャレンジする勇者を応援してあげましょう!
アウエイでもきっと結果を出してくれることでしょう。彼等は私達の誇りですね。
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