2015-08-12 Wed
TOEIC学習に限ったことではありませんが、仕事だって、家庭生活だって、闇雲に走り続けているだけでは駄目で、時には立ち止まって、何が問題なのか、現状をじっくり考える時間も必要です。そこで最も重要なのは、過去を振り返ることだと思います。他人との比較も有益ではありますが、それより大切なのは自分自身との比較です。過去を振り返ると、自然に現在の自分と過去の自分を比べることになるのです。だから、過去の振り返りは、ある程度のスパンで必ず試みなくてはならないプラクティスなのです。1年前、2年前、3年前と遡っていって、現在の自分と比較する。
この際に役に立つのは〝記録〟です。〝記録〟がないと、どうしても、過去の自分に対して何となく抱いている〝印象〟との比較になってしまうので、分析や検証の正確さが期待できなくなってしまいます。過去を振り返る際には、〝正しく〟振り返らなくてはなりません。
TOEIC学習について言えば、日々の細かな学習記録があれば言うことなしですが、あまりにそれに拘り過ぎると、記録をつける作業をしている分、学習時間を喪失することになってしまい、本末転倒です。そこまで子細な記録は必要ないでしょう。
そこで、僕が活用しているのが自分のブログです。時折ですが、1年前、2年前、3年前の記事に戻り、何を書いていたのか確認します。どんな学習をしていたのかが一目で分かりますし、その時、どんなことを考えていたのかも分かります。これは学習記録だけつけている人よりも有利ですね。その時の思想とか精神状態まで思い出すことができるわけですから。
そして、何かしらヒントを思いつくわけです。過去を検証することで、未来の自分のあるべき姿に辿り着く、と言ってもいいかもしれません。自分が通ってきた道には宝物が沢山落ちているのですよ。本当です。
だから、せっかくブログを運営している人には定期的な更新をお勧めしています。1ヶ月に1回や2回の更新では、数年後に行き詰った時に戻って読み返しても何の役にも立ちません。学習の結果が順調な時も芳しくない時も書き続けるのが尚よろしいかと思います。
良い時だけ書いても、そんなもん、あまり役に立ちません。過去を振り返ろうと思い立つのは、大抵調子が悪くて死ぬほど悩んでいる時だからです。スコアアップした時だけ喜びのブログをアップして、悪かった時はしばらく姿を消している場合ではありません。時には格好悪い姿をさらしたっていいじゃありませんか。人間だもの・・・。
確か、金八先生も言っていましたが、今の自分を応援してくれるのは過去の自分だけです。僕もそう思います。未来の自分を救ってくれるのは、周りにいる優しい人なんかじゃありません。苦境に立った時、確実に自分を救ってくれるのは、過去の自分の頑張りです。それをブログに記録として残しておくことには、途轍もなく大きな意味があると僕は考えています。
ではまた。
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