2017-04-25 Tue
昨日、効率的な暗唱の方法という記事を書きましたが、実は、暗唱にもリスニング力アップにも効く方法がもう一つあります。それは、過去にもこのブログで書いたことがあるのですが、スクリプトの英文を書き写すことです。たったそれだけ。僕は、この作業を〝写経〟と呼んでいます。方法は至って簡単です。英文のスクリプトを開いて、その横にノートを置く。英文を見ながらスクリプトをそっくりそのまま書き写していくだけです。難しいことは何もありません。ただ書き写すだけですから、誰にでもできます。
ただし、既に学習したテキストじゃないと意味がありません。全く無意味ということではありませんが、効果が薄くなってしまいます。理解できていない構文や単語を書き写しても分かるようにはなりません。その点は要注意です。
少なくとも一度は学習したテキストを書き写していると、気づくことが多いのです。あれ、ここに the が入るんだ。あ、前置詞は of じゃなくて for だったっけ?イトゥルって聴こえたのは It’ll だったのね。まあ、こんなことです。ディクテーションでも同じ効果が期待できますね。ただし、ディクテーションの場合は格段に難易度が高くなりますけど。
それから、この写経でいいなあと思うのは、いつの間にか英文を暗唱できていることです。1語1語写しているので、細かいところまで気が付くし、読むだけよりは長い時間、英文を眺めているので、覚えようとしなくても結構覚えちゃう。
プラス、理屈ではなく、英文のリズムを身体で覚えることができます。書き写す時は、大抵、ブツブツ言いながらやるもんです。目で見るだけだと書き写すのはキツイので、気が付けば小さな声でブツブツ言ってます。ホントだからやってみて。
そうすると、英文独特の単語の配置だとか、リズムが何となく分かってくるのです。1文毎に書き写した後に、スクリプトと自分が書いた英文を見比べる。そうせずにはいられないもんなんです。その時、またブツブツ言うんです。
何度もブツブツ言うんです。嘘じゃないからやってみて。この繰り返しブツブツが意外と効くんです。理論より実践です。まあ一度やってみてくださいな。写経はやった分だけノートに形が残るから、充実感も味わえますよ。
ではでは。
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