2017-11-09 Thu
僕は一緒に飲んでいる人からビールを注がれるのが、実は大嫌いです。お願いだからほっといて欲しいのです。生まれてこの方、ビールを注いでもらって嬉しいと思ったことは、ただの一度もありません。思うに、他人にビールを注ぐことの弊害は3つあります。先ず1つ目。注ぎ足すと、ほぼ100%の確率で、ビールは不味くなります。ビールは注ぎ方によって味わいが変化するデリケートな飲み物なのです。特に泡の効用ですね。細かい説明は省きますが、もし、どうしても、一緒に飲んでいる人にビールを注ぎたいのなら、グラスが空になった瞬間を見逃さずに注ぐことです。そーしないと不味くなるからさ。
そして2つ目。注がれると、自分のペースで飲めなくなります。まだグラスに半分以上も残ってるのに、少し飲めと言わんばかりに、ビール瓶を持ち上げて構えてる人っていますよね。大嫌ーだよ、お前みてーなヤツ。失礼だよ。
最後、3つ目です。飲んだ量が分からなくなります。中年も過ぎれば、病気の一つや二つ持っているものです。無尽蔵に飲んで良かった若かりし日は遠い過去の話なんであります。せめてグラスが空になってから注いでくれればグラスの数を数えればいいだけだから問題ないんだけど、お前ら、途中で注ぐから分かんなくなるんだよ。頼むから止めてくれー。
2つ目と3つ目は、ビール以外の日本酒やワインでも同じですよね。あれもね、残ってる酒と、注ぎ足す酒の温度が違うから、確実に不味くなるんですよ。だ・か・ら、注ぐなっつーんだよ、オレに!酒くらい自分で注げるんだからさ。
立食パーティーなんかの時には、ビールは乾杯の時だけにして、さっさとウイスキーの水割りかハイボールに切り替えることにしています。何故かって?そうすれば誰も注ぎ足しできないからですよ。あれは撹拌しなくちゃいけないから途中で注げないんです。
サラリーマンらしき集団が沢山いる居酒屋では、若い社員さん達が酒瓶を奪い合うようにして、上司と思しきオッサンに酒を注ごうとするわけですが、止めたほうがいいよ、それ。ご機嫌取りに酒なんかいくら注いだって、アンタ、偉くならねーから。
酒を注がれるのが嫌いだ。
もう一度、心の底から言う。オレは酒を注がれるのが大嫌いだ。注いだり、注がれたり、そーゆーのがコミュニケーションだっていうなら、オレはそんな文化は要らない。
酒っていうのは、自分の意志で、自分のペースでじっくり味わって飲むものなんだ。
あ、小料理屋かなんかで、1杯目のビールは綺麗な女将さんが注いでくれるサービス、あれは好きです。注ぎ足しじゃないからね・・・。
ではでは。
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