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■プロフィール

Rabbit

Author:Rabbit
50代(男性)
私大法学部卒
東京都内に生息
海外留学・海外赴任経験なし
趣味は英語学習と居酒屋巡り
著書は以下の通り
『サラリーマン居酒屋放浪記』
『サラリーマンのごちそう帖』
『TOEIC L&Rテスト860点奪取の方法』
『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』
『TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ』

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一番好きなPartは何ですか?
TOEIC勉強会後の懇親会などで頻繁に質問を受けるのがこれです。TOEICは趣味だし、好きだから長い間続けているわけで、7つあるPartから一つだけ選べと言われると困るのですが、あえて一つに絞るとすれば、Part7ですかね。

この場合も、〝好き〟というよりは〝楽しい〟と言ったほうが適切かもしれません。Part7には宝探しのようなゲーム的要素が盛り込まれていますし、問題作成者との騙し合いみたいな感覚が面白いんですよね。

しかし、実際にはただのゲームとは違って、英文を細部まで正確に読めていないと落とし穴に嵌るわけです。逆に言えば、54問を全問正解できるということは隅々まできちんと読めているということになります。Part7はワクワク感だけでなく、達成感も味わうことができるのです。だから好きなのかなあ。

一方、僕は自分が主催する勉強会では、Part7ではなくPart5を取り上げることが多いです。Part7が好きだと言っておきながら何故Part5なのですか?という声が聴こえてきそうですが、これにははっきりした理由があります。

それは、Part5こそがTOEICのリーディングの基本だと考えているからです。Part5の英文が読めれば、Part6もPart7も読めるんです。Part6もPart7も、どんなに長くたって、結局は短文の集合体にすぎませんから、Part5を正確に読む力があれば読める筈なのです。

逆は通用しないことがありますよ。逆というのは、Part7が読めれば、Part5も読めて全問正解できるのではないか、ということです。これ、残念ながら成立しないんです。このパターンは何故か女性の方に多いですね。Part7は比較的得意だけど、Part5は苦手なんです、という人。

これには理由があります。Part7は全体の情報量が多いので、多少、分からない語彙や文法事項があっても、その周辺の英文が読めていれば何となく理解できてしまうということが起こり得るのです。分からない箇所があっても、文脈で推測できてしまうということです。

それはそれで重要なスキルではありますが、こういう人は大抵の場合、900点前後でスコアが頭打ちになります。テストを何回受けても同じ位のスコアです。Part7の読めていない箇所はそのまま放置し、Part5は相変わらず苦手のまま放置しているからです。

つまり、Part7は得意だと言っても、その文書全体を理解できているわけではなく、推測に頼って何となく読み飛ばしているから、真の英文読解力が伸びないんですね。永久に900点前後の泥沼から抜け出せない。本当ですよ。沢山いるんです、そういう人。

そこで、冒頭に戻って僕の結論です。一番好きなのはPart7です。そして、一番やらなくてはいけないと思っているのがPart5です。Part5の空欄補充問題からいつまでも逃げていたら、絶対に、ある程度のスコア帯で伸びが止まるんです。

僕の周りには990点取得者が沢山いるけど(それもどーかと思うけど)、Part5を苦手としたまま目標を達成した人って、ひとりもいませんよ。ひ・と・り・も、です。例外はないんです。皆、Part5を克服していったんです。やり方は人それぞれですけどね。

僕がPart7を好きになってきた時期は、Part5をほぼ全問正解か、1問ミスくらいで乗り切れるようになった時期と一致しています。ようやくPart7の長文と互角に闘えるようになったんですよね。だから、自然と楽しくなった。

Part5で培った読解力を武器に、Part7の謎解きワールドに踏み込んでいったんですよ。先ずは武器を手に入れないとね。武器なしで不用意に乗り込んでいくと、得意な相手が出てきた時は、まあまあのスコアを獲れるけど、苦手な相手が出てきた時はボッコボコにされちゃうんです。経験ありませんか?

article問題は苦手です、とか言ってる場合じゃないんです。今日のテストは運がなかったとか言ってる場合じゃないんです。なかったのは、運じゃなくって実力です。ただ単に、実力が及ばなかっただけなんです。ちょっと厳しい言い方かもしれませんけど、それが事実でしょう。

いつの日か、胸を張って言ってみたくありませんか?

一番好きなPartは勿論、Part7です。だって、Part5で嫌っていう程、鍛えましたからね。Part7は一番好きなPartになったし、今や一番自信があるPartです、って。

ねえ、そう、言ってみたくありませんか?

僕が尊敬しているHUMMERさんもPart7が一番好きだと仰っていました。もう随分前の事だけど、以下のようなやりとりをした記憶があります。それをご紹介して本稿の締めくくりと致します。では、どうぞ!

Rabbit : HUMMERさん、いつだったか、一番得意なPartはPart7ですって仰ってましたけど、何故、Part7なんですか?

HUMMER : Rabbitさん、だって、本文に絶対、答えが書いてあるじゃないですか。

Rabbit : えっ?〝答えが書いてある〟んですか?

HUMMER : そうですよ。Part5の語彙問題は知らなかったら終わりですけど、Part7では、親切なことに、本文に答えが全部書いてあるんです。だから誰だって、ちゃんと読めば全問正解できるPartなんですよ。

Rabbit : ちゃんと読めれば、ですよね・・・・・・。

HUMMER : そうです。ちゃんと読んでください。答え、書いてありますから。

Rabbit : ど、何処に書いてあるんですか?

HUMMER : 隅々まできちんと読めば、何処かに書いてあるんです。

Rabbit : 隅々まで? きちんと? で、ですよね・・・・・・。

これ、いつだったかは覚えてないけど、実話です。参考にしていただければ幸いに存じます。

ではでは。

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未分類 | 15:39:39 | トラックバック(0) | コメント(1)