fc2ブログ
 
■プロフィール

Rabbit

Author:Rabbit
50代(男性)
私大法学部卒
東京都内に生息
海外留学・海外赴任経験なし
趣味は英語学習と居酒屋巡り
著書は以下の通り
『サラリーマン居酒屋放浪記』
『サラリーマンのごちそう帖』
『TOEIC L&Rテスト860点奪取の方法』
『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』
『TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ』

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■月別アーカイブ

■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク

このブログをリンクに追加する

■Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

英文標準問題精講より
標題のテキストは少しずつですが、会社の昼休みの暇つぶしに読み続けています。勉強になりますし、面白いですよ。以下は、昨日、読んだものです。200語程度しかありませんし、難しい単語は一切ありませんから、1分半くらいで読んでみてください。

The test of a great book is whether we want to read it only once or more than once. Any really great book we want to read the second time even more than we wanted to read it first time; and every additional time that we read it we find new meanings and new beauties in it.

意味はとれましたか?分割して確認していきましょう。

The test of a great book is whether we want to read it only once or more than once.
【直訳】良い本のテストは、私達がそれを一度だけ読みたいか、それとも、二度以上読みたいかということです。
【意訳】良書か否かを見極める基準は、それを一度しか読みたいと思わないか、何度も繰り返し読みたいと思うか、ということに尽きる。
【解説】SVCの形ですね。Be動詞は主語と補語をイコールに繋ぐ役割でしたね。つまり、test=whether以下の名詞節です。whether A or Bの形に気づきましたか?read it の it は勿論、a great book ですよ。代名詞は元の名詞が何なのか必ず確認しながら読みましょう。

Any really great book we want to read the second time even more than we wanted to read it first time;
【直訳】とても良い本というものは、最初にそれを読みたいと思ったよりも、二度目のほうが、より一層読みたくなるものです。
【意訳】真の良書であれば、どんな本でも、最初に読みたいと思った時よりも、二度目のほうが、より一層、読みたいという欲求が強くなるものだ。
【解説】かなり読解の実力がある人でも、この英文を素早く読むと、あれ?述語動詞がない!と思うのではないでしょうか?この英文の述語動詞は、read です。そして、read の目的語は、文頭にあるAny really great book です。

強調による倒置が起こっているわけです。元々の英文は、We want to read any really great book the second time even more than we wanted to read it first time;ですね。

比較級が使われていて、副詞の even が比較級を強めています。これはTOEICでも定番の表現ですね。比較級を強める副詞は、even, much, still, a lot, far, など沢山ありますので、纏めて覚えてしまいましょう。

And every additional time that we read it we find new meanings and new beauties in it.
【直訳】そして、それを更に読む度に、私達はその本の中に新しい意味や新しい美を見つけます。
【意訳】そして、読む回数を重ねる度に、その本の中にある新しい意味や新しい美的な要素を発見することになるのだ。
【解説】every additional time が接続詞として機能していますね。後ろの that はあまり見かけない用法かもしれませんが、関係副詞ですね。2階登場する代名詞の it は、any really great book を表しています。

要旨をざっくり纏めると、「素晴らしい書物というものは、一度ならず何度でも読みたくなるし、読書を重ねる度に、意味や美という側面において、何かしらの新しい発見があるものだ」ということですね。裏を返せば、「一度読んだらもう読みたくないような本は駄本であり、仮に繰り返し読んだとしても何ら新しい発見など得られない」と言っているのでしょう。

ではでは。

ブログランキングに参加しています。応援のアヒルさんクリックお願いしますヽ(・∀・)人(・∀・)ノ!



スポンサーサイト



未分類 | 22:35:20 | トラックバック(0) | コメント(0)