2020-04-15 Wed
一人は万人のために、万人は一人のために。大学生の就職活動に際して、様々な企業、官公庁を訪問したけれど、進路を決めきれないでいた僕の心に深く突き刺さった言葉で、心の奥のほうを揺さぶられました。結果、この言葉を体現していると思った保険業界を就職先に選び、働くことになりました。保険の仕組みをざっくり言えば、沢山の人が支払う保険料(掛け金)を集めて源資とし、その沢山の人のうちの誰かが事故や病気で経済的負担を強いられた場合に保険金(給付金)が支払われるというものです。
ですので、冒頭の「一人は万人のために、万人は一人のために」という概念がぴったり当てはまるわけですね。ずっと、この気持ちを胸に抱いて仕事をしてきました。10年以上前に保険業界は離れたけれど、この思いは今も変わることがありません。
まさに、新型コロナウイルスの脅威に直面している今こそ、この言葉を思い出さなくてはなりません。敵の全貌が未だ見えていない状況で、医療従事者でもない僕達にできることは限られているけれど、少ないながらもきちんと役割を果たしたいと思います。一人は万人のために。
その最たるものは、感染しない、感染させない、ということです。自分が感染しない、他人に感染を広げないためには、人との濃厚接触を極力絶つことです。100%絶つことなど不可能ですが、政府が提示する80%程度なら可能です。
これも従事する職業の性質や、置かれている家庭環境によっては、70%、50%、30%と減じていくのもやむを得ませんが、例えば、僕の仕事であれば、僕の家庭環境であれば、90%くらいまで濃厚接触を避けることはできそうです。
一律に80%はいかにも厳しい要求に思えるけれど、国民全体の平均値で80%を目指しましょう。やればできる。しかし、先ず、やる気にならないと絶対できません。最初から無理だと諦めてしまっては先がありません。
可能な限り、電車・バスなどの公共交通機関の使用は控える。生活必需品購入などの場合を除き、人の多い場所は避ける。行かなくてはならない場合でも、外出時間を短縮し、かつ、周囲の人達との離間距離を確保するよう努める。特に、大声で話をしているような輩には近づかない。
最初のうちは難しいかもしれませんが、慣れてくると自然にできるようになります。僕もだいぶ順応してきました。飲食店も店内での利用は極力控え、テイクアウトで持ち帰るようにしています。その環境も徐々に整いつつありますよね。
我々日本人は優秀な民族だから、きっとできる。僕は、5/6がゴールだとは全く思っていませんが、この長期戦を戦う上での一つの目標が5/6であることは間違いありません。感染を防ぐんだ。
Stay home! Stay home! Stay home!
日本人の底力を、団結力を世界に知らしめてやりましょう。平穏な日々を取り戻すんだ。全国各地で、我が身も顧みずに、献身的な治療、看護を続けてくださっている医療従事者の皆様、苛立つお客様に懸命な対応をしてくださっているスーパー、ドラッグストアなどの店員の皆様、時短営業を余儀なくされ、テイクアウトの食事提供で必死に凌いでいる居酒屋の皆様、その他も数え上げれば感謝の対象はきりがありませんが、いつも本当に有難うございます。
あなた達の献身に応えるためにも、我々は絶対コロナなんかに負けません! そんなこともあったなと、いつか過去を落ち着いて思い出せる日がきっと来ます。その日が来ることを信じ、皆でがっちりとスクラムを組んで頑張りましょう。今は我慢の時です。
ではまた。
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