2020-06-30 Tue
900点奪取会の解散を発表してから、会の内外から、どうしてですか?詳しい説明を聞きたい。説明不足ではないか?という質問が相次ぎ、果ては、これは部外者からですが、無責任ではないか?と詰問されるに至り、この場を借りて、改めて真実をご説明することとしました。このグループは自由な集まりで、Facebookの秘密のグループ機能を活用したTOEICサークルでした。会員は好きな時に出入りして、情報を入手したり、交換したり、他のメンバーと交流したりすることができる体裁を整えていました。そもそも、会員同士、何の義務もありません。会費も永久に無料。
だから、しばらく何処かに消えていても構わないし、好きな時だけ自分だけの都合で出入りすることが許されていて、それがルール化していました。僕も最近まではそれで良かったわけですが、徐々に違和感を覚えるようになっていきました。
僕は主催者、運営者ですから、何もしないというわけにはいきません。何か企画して盛り上げる役回りがありました。それは大した負担ではありませんでした。しかし、イベントの開催通知に対して、一部のメンバーが無反応ということが何度かあって、徐々に心が苦しくなってきました。
何も反応がないということは、まるっきり無関心なのか、こちらの声が何らかの事情で届いていないのか、のどちらかだろうと思うようになりました。無反応もルール上、認められているサークルだから、決してルール違反ではありません。それでいいんです。しかし、主催者である僕にとって、
自分の声が届いているのかどうか分からない!
これが最大の悩みとして急速に膨らんでいきました。待っていても反応がないということが、僕にとっては、途轍もなく強烈なストレスでした。毎日、夜になると胃の辺りがキリキリと強く痛み、尋常な痛みではなくなってきたので、主治医を頼り、診断・検査していただいた結果、十二指腸潰瘍を発症していることが判明。自分でも気づかないうちに心のストレスが身体に及び始め、悲鳴を上げていたのです。
そうでなくても3年前に命に関わる病気を2つ経験していますので、このままでは更に重篤な病気に発展してしまうと危惧し、ストレスの原因は、はっきりしていましたから、解散を決意しました。不思議なもので、もう誰も待たなくていいんだと思った瞬間から、身体中の痛みが嘘のように全て消え去りました。潰瘍も消滅しました。今、お腹を押しても何処が痛かったのか分からないくらい何でもありません。
自分で言うのもどうかと思いますが、僕は、見た目よりずっと、真面目で繊細で責任感の強い人です。例えば、自分以外の部員が100人いて、99人の人から反応があったとしても、僕は反応のない残りの1人のことを夜通しずっと考えています。もしかして、彼は、彼女は病気なのかな、大丈夫かな、といった具合に。
クールになれない性格だから組織の運営には向いていませんね。全員が家族だと思っているから、全員ときちんと繋がっていないと嫌なのです。少なくとも、そう実感できないと嫌なのです。もしかして誰かが、病気になったり、家族に一大事があったり、苦しんでいるのではないかと、ついつい考えてしまう。
これは生まれながらの性分なのでおそらく治らないでしょう。それにしても、かつての社会人英語部と全く同じ轍を踏むことになってしまいました。歴史は繰り返すものなのですね。今度こそ、この経験を未来に活かしていきたいと思い、反省しています。今回は、会のルール作りの段階で既に失敗していました。自分が作った会のルールと僕の性格との相性が良くなかった。皮肉なものです。
最後に、僕が解散を思いつき、全く悩まなかった理由をお伝えし、締めくくりたいと思います。
何であれ、それが本当に必要なものなら、必ず自然に復活する筈だと考えたからです。何処からともなく、そのムーブメントが湧き起こり、再生する筈なのです。そうならないなら、元々必要のないものだったか、あるいは、かつては必要であったけれど、今ではその役割を終えている存在になったということなのです。不要なものは世の中に求められていないから消滅するだけのことです。
しかし! それが皆にとって本当に必要なものならば、形はどうあれ、必ず復活する!
僕はそう信じて、微塵も悩むことなく、解散したのです。言わば、後進に道を託したのです。
これが全ての真相です。
これ以降は個別のご質問はご遠慮ください。誠実にお答えしたつもりです。
ではまた。
ブログランキングに参加しています。応援のアヒルさんクリックお願いしますヽ(・∀・)人(・∀・)ノ!

スポンサーサイト