2020-09-10 Thu
本書はTOEICに出る単語の上級版ですが、幅広いスコアレンジの方に挑戦していただきたいと思い、過去の単語本にはおそらくない仕掛けをしてあります。
章立ては難易度順でもなく、出題頻度順でもありません。Round1からRound5までの各チャプターに難易度や出題頻度の差はありません。各チャプターの200個の見出し語は筆者の思惑によって、原則、ランダムに配置されています。
では何が違うのか?
見開きの2ページにはそれぞれ10個の見出し語が並んでいます。この2ページには全ての難易度の単語が収録されています。
ページの上から1つ目から3つ目が600点から800点レベルの「やや難」の単語、4つ目から6つ目が800点から900点レベルの「難」、7つ目と8つ目が900点から950点レベルの「超難」、9つ目と10個目が950点から990点レベル「鬼難」です。
単語力に自信のない方は、見開きの各ページの上から3つまでを学習し、その下は一旦、飛ばして次のページに進んでください。上から3つまでで結構です。この時点では下の7つは無視して結構です。その勢いでとにかく最後のページまで走ってください。
これが終わったら、次は1個目から6個目までの単語を覚えていってください。それが終わったら、今度は1個目から8個目までの単語を覚えていってください。最後に、1個目から10個目までの単語全部を覚えていってください。勿論、自信のある方はいきなり10個目まで目を通していっていただいて構いません。
学習者の実力に応じて使い方が変わります。ターゲットとしているスコアに応じて覚える単語の数が変わります。そのように作りました。どのスコアレンジの方でも必ず最終ページまでたどり着くように作りました。達成感を味わってください。最後まできた!と。
この構成で期待できる副次的な効果ですが、上3つの単語だけ見ようとしても、その下もチラッと目に入ってしまうものです。単語と学習者には人智を超えた相性というものがありますから、このチラ見で覚えてしまう単語もあるのです。それはこの際、覚えてしまってください。
自分の当面の目標スコアから考えたら、まだ覚えなくてもいいレベル単語でも、時間のある時に、興味本位で構いませんから、チラ見しておくというのもアリです。上級者が知っているべき単語とはどんなものなのか、面白がって覗いてみてください。
結局、使い方は読者の皆様に自由です。僕はその中の一つのやり方を提示しているにすぎません。どうぞ、楽しみながら、TOEICに出る単語を身に着けていってくださいね。
楽しくなければ単語学習じゃない。楽しくなければ続きません。
ではまた。
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