2020-12-16 Wed
大型書店に立ち寄ると必ず、TOEIC本コーナーに真っ先に向かうのですが、相変わらず、TOEICには出ないタイプのトピックを扱っている本があります。著者も編集者もTOEICを受けていないのだろうと簡単にバレます。最も出題されないのは、麻薬、戦争や犯罪行為ですね。殺人なんて絶対出ない。それ故に警察官すら滅多に登場しません。警官が殺人犯を追い詰めて拳銃をぶっ放す、なんてのは何処かのテキストに出ていたけど、そんなのあり得ません。若年層の非行や中絶なんかも絶対出ません。
特定の宗教や政治についての話題も出ないし、受験者の属性で差が付きやすい専門性の高い分野の話も出ません。生物や化学の複雑な内容、歴史や文学の子細な内容などは、それらに深く関わっている人に圧倒的に有利に作用しますから出ないんです。
かつては、ネガティブな話題も出ませんでした。企業の倒産とか、疫病の蔓延、あまりにも悲惨な自然災害などですね。これらか最近になってPart5など短文では少し扱われるようになってきましたが、相変わらず、Part3,4,6,7では見たことがありません。
上述のトピックが未来永劫、TOEICに出ないとは言いませんが、書店で手にとってみて、沢山出てくるようなら、その本の購入は一旦、見送ったほうが無難です。著者も編集者も両方、TOEICを受けていない可能性高いからです。
TOEICの最新傾向を反映させるために、毎回、受験する必要はないかもしれませんが、1年に複数回は受験すべきだと、僕は思っています。僕は申し込んで受験させてもらえることになった回は、毎回、受験しますし、それは当然のことだと思っています。
普通の本と違って、英語学習本は1回読んで終わりではなく、何度も何度も使っていただくわけで、それを使ってくださる読者さんの人生の多くの時間を消費させてしまうわけで、その責任は重いからです。無駄な時間を使わせてしまうのは罪です。
ではでは。
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