2021-01-27 Wed
TOEICテストはリスニングよりもリーディングを苦手としている学習者が多いように感じます。特に、若い方に、この傾向が顕著です。若い人はリスニングのほうが得意なんですよね。最近の公開テストでは若い受験者に囲まれることが多いのですが、皆さん、大抵、リスニングは快調に飛ばしています。何故分かるかと言えば、Part2以外ではページをめくる機会がありますよね。僕より速くメージをめくる人が結構います。僕も遅い方じゃないから、あれはきっと速いんですよ。
ところが、この周囲の若者達、リーディングの時間になると、途端にスピードが落ちる。まるで電池が切れたかのようにスロースピードになるのです。僕がPart7に入る時、ちらっと見ると、まだPart5をだいぶ残してる。そこからもスピードは上がらない。むしろ減速していく。
そして、途中で何を思ったのか、Part7に入るや否や、200番まで適当にBとかCとかを一気に塗って、その後、机に突っ伏して寝た・・・。Part7は、はなから解く気はないのね・・・。せっかくリスニング頑張ったのにねえ。もったいない。
まあ、これは極端な事例ではありますが、おそらく9割以上の受験者が最後まで読み終わらずに終了時間を迎えるのではないでしょうか?どうかすると、900点レベルの人だって数問は塗り絵になりますね。そこでこの質問が飛んでくるわけです。
どうしたら時間内にPart7を解答し終えることができますか?
⇒知らんがな。もっと速く読めばいいんじゃない?←つ、つめたい( ;∀;)
それから、大抵、こう続きます。
今後の勉強は、精読に力を入れるべきでしょうか?それとも速読でしょうか?
⇒そんなもん、両方に決まってるでしょ。どっちも大事です。←そんなん言ったら身も蓋もないし(-“”-)
でもですね。もっと大事なことを忘れていませんか?今日、リーディングを時間内に終えることができずに20問塗り絵でした。ちなみに、全部「B」を塗る派です。え?そんなこと訊いてない?え、トリプルパッセージですか?それは見たことはあるけど解いたことはありません。だってそこまで到達しないんだもん。グスン。
で、今度は僕が訊いてみるわけです。
あのお、もしかして、もしかしてですけどお、あなたが一番たくさん英文を読む日って、もしかして、もしかして、公開テストの日ですか?うん、そう、だから、公開テストのリーディングセクションが最大量の英文で、それを超えた量は読んでないのではないですか?
えっ!ど、どうしてそれを?!何故、分かるのですか?誰にも言ってないのに。ひょっとして超能力者ですか?んなわけないか・・・。でも、あの分量を自宅とかカフェで読むのって無理ですよね?一度も通しで100問を解いたことないッス、ハイ!ムリムリ!
ね。答えはいたって簡単です。練習でもやったことないのに、本番で突然それができるわけないのであります。自宅では本番さながらに模試を解き、本番のテスト会場では模試で練習した通りに解くのです。当日の気合だけでなんとかなる程、TOEICは甘くありません。
毎日、コツコツ英文を読んで、テスト当日は最大のパフォーマンスを発揮できるようにテスト問題だけを解く。そうすると、どうなるか?1ヶ月のうちで、一番、英文の読書量が少ないのが公開テスト当日になるんです。今日は公開テストだから、あんまり沢山の英文読んでません。そう言えるようになった時に、塗り絵の悪夢から抜け出すことができるのです。
ではでは。
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