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Rabbit

Author:Rabbit
50代(男性)
私大法学部卒
東京都内に生息
海外留学・海外赴任経験なし
趣味は英語学習と居酒屋巡り
著書は以下の通り
『サラリーマン居酒屋放浪記』
『サラリーマンのごちそう帖』
『TOEIC L&Rテスト860点奪取の方法』
『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』
『TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ』

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グラフィック問題が苦手なんです
このブログを頻繁に見ていただいているAさんから、「グラフィック問題が苦手なんです。最近では、見るのも嫌なくらい苦手意識を持ってしまいました。どうすれば克服できるでしょうか?」という、お悩みとご質問をいただいたのは、昨年末のことでした。

実際のテストでは、どうやって解いていますか?と尋ねると、フツーに解いてます、と言う。この「フツー」がよく分からないので、Part3とPart4の設問・選択肢の先読みはしていますか?と追加で訊くと、それはやっています、と。

先読みは間に合っていますか?更に訊くと、間に合ってません。設問は必ず読むようにしていますが、選択肢は読めないことの方が多いです、と。これは良いですよね。設問が読めていれば何とか大崩れせずに済みます。

グラフィックはいつ見ていますか?と尋ねると、グラフィックが入ってるセットに到達した時に初めて見るとのことで、図表を見ているうちに読み上げが始まってしまって、お手上げ状態になる。グラフィック問題の5問全部落としてしまうこともあるし、グラフィックの影響で他の設問も落としがちだと。

それで確認してみました。

リスニング全体のディレクションとか、Part1とPart2のディレクションが流れている間、何をしていますか?すると、リスニング全体のディレクションとPart1のディレクションの際は、Part1の6枚の写真をチェックしていて、Part2のディレクションの際は、Part3の32~34番の設問と選択肢を読んでいると。

原因はこれでした。

図表の理解に時間がかかるタイプだということもありますが、スキマ時間の使い方に無駄がありました。Part1の写真なんて、数秒でざっと見て、残りの時間はPart3とPart4の計5問のグラフィックを見て、それが何を意味しているのかを理解するようにしてください。そうアドバイスしました。理解するだけで十分です。決して覚えようとしないでください、とも。

一度読んで理解できた情報は、二回目に同じものを読む時には格段に速く理解できるのですね。だから、ディレクションのスキマ時間を活用して読んでおくことを僕は推奨しています。AさんはLとRのスコアに100点近くの差があるので、特にお勧めしました。Rのほうがずっと低いのです。

リーディングが得意な人はグラフィック問題があるセットを得意といている人が多いのですね。むしろグラフィック問題を含んでいないセットよりも、何故か正答率が高いという人もいます。何故か?ではないんですね。

グラフィック入りのセットは、「事前に」「視覚から得られる」「情報が多い」からです。リーディングが得意な人は、読解スピードが速い人が多いので、グラフィックまでバッチリ先読みできているのです。グラフィックの内容は間違いなくスクリプトに出てくるし、グラフィックの内容自体は変えられないんです。だから、状況を把握しやすい。

ある程度、読解スピードのある人にとっては、「事前に」「視覚から得られる」「情報が多い」グラフィック入りのセットは、コツさえ掴んでしまえば易しいんです。

Aさんは、読解スピードがそれほど速くないのに、グラフィックを理解していない状態で、そのセットを迎えてしまうので、グラフィック問題も失点するし、グラフィックに気を取られるあまり、他の易しい問題も落としてしまっていたのです。

なので、Part1の写真を眺めていた時間をグラフィックの理解のための時間に転用してもらったのです。それでPart1を1問くらい落としたっていいではありませんか。グラフィック入りのセット15問のうち、半分以上落としていたようなので、十分お釣りが来ます。

その後、Aさん、僕のアドバイスに忠実に、公式問題集で練習を重ねた結果、2月の公開テストでリスニング自己ベストを出したそうです。450点。405点から450点にアップです。グラフィック入りの5セット×3=15問のうち、分からなかったのは2問だけだったそうです。

僕のアドバイスで英語力が上がったわけではありませんが、同じ英語力でも戦略次第でスコアは上がるんだということを示してくれた好事例なので、ご紹介させていただきます。Aさんにはお名前を伏せるという条件で、ブログ掲載のご了解を得ています。念のため。

こんな記事を書くと、また、何処かから、小手先のテクニックでスコアを上げても意味がないとか、英語力の底上げをしてあげるべきだとか、言ってくる人が必ず出てくるのですが(笑)、いいじゃないですか!理由はどうあれ、スコアが上がるっていうことはモチベーションアップに直結するんです。

現に、Aさん、1年以内にリスニング495点を目指します!って、火がついちゃいました。僕はそれを応援するだけです。今度は、リスニング力の底上げに繋がるトレーニング方法を伝授します。物事には順番というものがあるんであります。

ではでは。

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未分類 | 10:16:57 | トラックバック(0) | コメント(1)