2021-07-07 Wed
公開テストの当日や翌日は、TwitterなどSNS界隈が賑やかになりますね。それよりも更に賑やかなのはスコア発表の日とか、その翌日ではないでしょうか?悲喜こもごもあって、みんな精一杯、生きてるんだなあって実感します。苦節、何年、ようやく目標を達成した!と喜びに打ち震える人、思いがけなく目標を達成してしまった!と何だか戸惑っている人、テスト直後の感触通りの予想していた結果を手にした人など、SNSの短い文字を通じて、その人の様子が目に浮かんできます。
そんな中で、やはり一番多いのが、目標に手が届かなかった人の嘆き節ではないでしょうか?
今回、僕が気になったのは、全体的に力不足でダメでした!という人ではなく、せっかくリスニングで自己最高のスコアを記録したのに、得意の筈のリーディングが壊滅状態で合計スコアは落ちちゃった!という類の人です。まあ、この例とは逆の場合もありましたね。苦手のRで400点を突破したのに、Lは見たことないくらい酷い点数だった、とかです。
まあね。2時間のテストとはいうものの、リスニングとリーディングは別のテストみたいなもんですから、こんなことも起きます。僕は600点台の頃からリーディングのスコアは比較的安定していましたから、リスニングが若干アップダウンするだけで、あんまり浮き沈みはなかったような気がします。強いて言えば、沈みっぱなしだった時期があるけど。ガハハハッ!←今だから笑える。当時は泣いてた。
安心してください。はいてますよ、違います。スコアが伸び盛りの発展途上の段階では、LとRのスコアはギッコンバッタンするんです。こっちが上がればあっちが下がり、あっちが上がればこっちが下がるのであります。幼い頃、近所の公園で友達と一緒に乗った遊具みたいに。あれってシーソーでしたっけ?
スコアの伸び盛りの頃は、まだ栄養素を取り込んだだけで、はっきり血となり肉となっているわけじゃないから、スコアは相当アップダウンするのです。まだ知識とか経験がしっかり根付いてないから、これらを使える状況と使えない状況が混在しているんですね。まだ自分の意志で自在に操れない。
でも安心してください。徐々に落ち着いてきますから。スコアのぶれ幅が小さくなっていきます。それはトータルスコアが900点近くなった頃です。考えてもみてください。自信を持って正解を選んだ問題がいくつありましたか?100問くらいしかないのであれば、残り100問はテキトーです。
塗り絵じゃないにしたって、結構テキトーに勘マークしてるんだから、そんなもん、当たるも八卦当たらぬも八卦なんであります。そりゃあ、ブレますって。そんな状態から、学んできた文法とか語彙が意識しなくても使えるレベルに落ち着いてくると、ブレは徐々に少なくなってくるのです。自然と。
500点、600点、700点、800点は、料理で言えば、まだ生煮えの状態ですから、そこから先の調理次第で成功もするし、失敗もするんです。何か知らんけど美味しくできちゃうこともあれば、食べられないくらい不味いこともあるんです。これが900点になってくると、ほぼ調理は完了しているから、あとは微妙な匙加減の味付けだけですから、少なくとも大きな失敗にはならないんです。
TOEICのスコアはギッコンバッタンするんです。それは貴方が頑張っている証なんです。どっかのモジャモジャ頭がTOEICなんて役に立たないとかホザいてやがるけど、そんなの関係ありません。TOEICで頑張って英語の基礎を固めましょう。ギッコンバッタンが段々小さくなって、やがて高値で安定する時が必ず訪れます。それはもう直ぐかもしれない。
僕はいつもここにいて、そんな皆さんの努力を見守っていたいと思っています。時には、何らかの形でお手伝いできることもあるでしょう。援助は惜しみません。あ、いや、僕は努力しないと言ってるわけじゃありませんよ。僕も発展途上人です。皆さんと歩調を合わせて一緒に歩いてまいります。
ではまた。
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2021-07-07 Wed
酒場で英語を喋っていると、酒がうまくなる。いや、違う、逆だった!酒場で浴びるほど酒を飲むと英語がうまくなる、だった。まあ、どっちでもいいっちゃあ、どっちでもいいんだけど・・・。海外出張なんかでは、ランチでもディナーでもビールとワインは出てきますよね。出てこなかったことないのよね、ホントの話。現地の人にとって僕らは来訪者だから、訊かれるわけです。Mr. Rabbit、何かアルコールは飲まれますか?って。
もともと嫌いじゃないし、断る理由も特に思いつかないから、Sure, why not? ってなりますよね。そうすると、大抵の場合、ビールor スパークリングで始まって、あとは白ワイン、赤ワインと続くわけです。
そして、ワインに移行して何杯も飲んでお酒が回ってくると、徐々に舌が滑らかになっていきます。これは僕だけじゃなくって、みんなそうなんだけど、飲み始めの状態と全く変わらない人もいる。下戸です。アルコールを全く受けつけない体質の人ですね。
乾杯から数十分が経過しただけで英語がうまくなる奇跡を目の当たりにして、彼らノンアルコール組はポカンとしてます。下戸でなくたって日本人はアルコールにはそんなに強くないから、あっという間に酔っぱらっちゃうのであります。
そうすると、日中の仕事においては気にしていた、文法だとか、正しい発音だとか、そんなもん、どうでもよくなっちゃう。え~と、あれ、これって英語で何て言えばいいんだっけ?え~と、え~と、ああっ、も~、いいや、言っちゃえ!っていう状態になるんです。
これが意外にも正確に伝わるのね。下手な英語かもしれないけど、確実に伝わる、アワアワ言ってないから、切れのあるリズムの良い英語になるんですよね。迷いがないの。酔って気が大きくなっている分、身振り手振りも加わるから尚更です。
お酒を飲むと、大半の日本人は英語がうまくなるんです。タテマエとか、ミエとか、フアンとか、そんなものが体中から吹き飛ぶからでしょうね。それまで英語の発信を邪魔していたものがなくなると、素の自分だけが残る。飾りを取っ払うと、否が応でも実力を発揮できる環境が整ってしまうわけです。
あ、そう言えば、いつだったか、僕はずっと疑問に思っていたことの答えに気づいた。なんで向こうの人たちは、ランチの時に、お酒を飲むかどうかを僕に訊くんだろう?今回の来訪では僕が主役っていうわけじゃないのに・・・。
あれえ?もしかして・・・。そう言えば、下戸の人には絶対訊かないよね・・・。そこで思い切って現地の責任者に尋ねてみた。どうしていつも僕に訊くんですか?って。そしたら、
こっち側はみんなワインが飲みたいんだ。だけど、お客さん側が飲みたいって言ってくれないと、ランチでは飲めないんだよ。だから、一番、飲みたそうなRabbit-sanに訊くんだ。そうすればみんな昼からワインを飲めてハッピーだ!これからもずっとそうするよ。来年も必ず来てくれ。有難う。
な、なるほどお・・・。それでワタシにいつも訊いてたのね。確かに、飲めない人に尋ねて、いえ、ノンアルコールで、って言われたら、そこにいる全員が飲めなくなっちまうよね。う~む、ワタシの酒好きがこんなところで密かに役に立っていたとは・・・。
コロナが収まったら、また行きますから待っててね。そしてら、率先して、酒はないのか?酒が飲みたいぞっ!って言えばいいんでしょ?←若干、違うと思うけど・・・。
さて、今日は七夕。織姫と彦星が無事に天の川を渡って会えるように空に向かって乾杯しようかな。お二人はワクチン打ったのかな?まあいいや、年に一度くらい、思いっきり密になって酔っぱらってね。英語がうまくなるから。
ではまた。
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