2021-07-18 Sun
世間一般では860点というスコアは物凄く高いスコアであって、憧れのスコアでもあります。僕もTOEICを始めた頃、同じ会社の同じ部署にTOEIC800点という新入社員が入ってきて、凄い人が来たなあと思っていました。800点台のスコアはそれ程インパクトが強かった。900点を取得している人なんて周りにはいませんでした。そこそこ大きな会社ですよ、僕が所属している会社は。僕が知らなかっただけもしれないけど、いなかったよなあ、900点は。まあ、それ程の凄いスコアだってことです、世間一般では。
さて、標題の860点と900点です。たったの40点ではありますが、どうやら両者の間には相当大きな壁があるようです。僕には900点の壁はなかったので、あまり意識したことはありませんでしたが、860点を取得してから900点に届かない人があまりにも多いので、意識するようになりました。
だって、860点を超えてから4年も5年も900点手前で壁を越えられない人がいるんですよ。考えられないではありませんか。たった、あと8問ですよ。8問多く正解すれば、もう900点です。傍から見ればそんなに難しいことじゃない。
でもね。持てる力を全て絞り出しての860点なんです。もう余裕なんてないんです。余力が1mmも残ってないの。そういう人をたくさん見てきました。たくさん見てきた結果、860点を超えてから長期間、900点に届かない人達の共通点を発見しましたよ。
満遍なくできる人達です。これと言って穴がなく、文法ができないわけでも語彙が著しく不足しているわけでもなく、すごく苦手なPartがあるわけでもなく、まあ、言っていれば可もなく不可もない感じですかね。ひと言でいうと、
胸を張って言える得意のPart、得意の分野がないんです。
どれも80点の合格点なんだけど、突き抜けたものが何もない。だから900点手前でTOEICの神様に止められちゃう。僕が900点の壁を感じずに比較的直ぐに突破できたのは、Part5が圧倒的に得意だったからです。旧形式の40問を思いっきり急げば5~6分で突破できる絶対的なアドバンテージがあった。
勿論、Part5の問題を何万問も解いた結果、身に着けたスキルですけど、これは今も僕の長所です。スピードを上げても間違えない。何万問解こうが分からない問題は分からないけど、ごく少数です。あと、記憶力が良いです。短期記憶だけど。
900点手前でスタックしちゃっている人は、得意なPartを作ることをお勧めします。「やや得意」じゃダメです。「圧倒的に得意」なPartです。Part1はダメです。6問しかないから。それ以外のPartで得意分野を持つことです。
端的な例は、リスニングはいつも495点です、という人は軽々と900点を超えていくでしょ?引き算すれば、リーディングで405点取ればいいわけですから。そんなもん、このレベルの人達にとっては簡単なことです。是非、得意分野を作ってください。
最後に、あと、もうひとつ共通項があります。
それは、人の言うことを素直に聞きすぎる、ということです。
あっちのセミナーに行っては先生の言うことに感動し、こっちのセミナーに行ってはまた感心し、SNS繋がりの上級者達の言葉や学習方法に感心し、そうですよね、そうですよね、って常に人の言うことに感心していて、いつも何だかユラユラしてる。
人の言うことなんて、「ご参考」ですよ。「ご参考」以上のものでも以下のものでもありません。ふ~ん、そうかあ、そんなやり方もあるんだあ。ちょっとやってみようかなあ。あれ、やってみたけど自分には合わないなあ、パス!次!ってなもんです。
他人が成功したやり方は必ずしもあなたが成功する方法にはなりません。他人の成功事例を参考にして自分仕様にカスタマイズするのです。今年中に絶対に900点を突破するんだ!という強固な意志も必要だと思いますよ。
2021年はまだ6回もチャンスがある。
今年こそ、百の桁を「9」に変えるんだ!
ではでは。
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