2015-10-30 Fri
ボルタの大冒険は購読者数がイニシャル目標に届かず、第5話で絶版状態になっていましたが、数少ないニッチなファンからの続編待望論が持ち上がり、期間限定で復活することとしました。前回第5話では、2014年10月に実施された明治リバプールのIPテストで見事990点満点を取得したボルタでしたが、その後はどのようなTOEIC人生を歩んでいったのでありましょうか?
ボルタは自分の弟のように可愛がっている怪鳥ロプロスと、同時に満点を取得できたことを心から喜んでいた。ひょっとしたら、どんなに頑張っても自分にはTOEIC満点は無理なのではないか?そんな弱気に心を支配されることが度々あったからだ。
でも、ここで止めたら、あの黒うさぎに何を言われるか分からん・・・。またミャンマーで、負け犬とか、負けトラとか罵倒されるに違いない。くそお~、負けてたまるか、そう思って、オッサンの意地で、いや、男の意地でもぎ取った満点だった。
ご存知の通り、ボルタは非常に優しく温和な性格で、普段はノホホンとしている。見た目もノホホンとしている。近寄ると、ノホホ~ン、ノホホ~ンと音が聴こえるくらいだ。←そんなはずねーじゃん。
しかし、彼は、実は人知れず血の滲むような努力を重ねていた。元々リスニングは得意で495点を連発していたが、リーディングであと2~3問がどうしても獲れなかった。そう、ボルタにとって、990点取得の最後のパーツはPart5だった。
それが分かっていたから、満点を取得する直前の彼は、誰も見えないところでPart5を解きまくっていた。仕事の時間と睡眠時間以外は常にPart5と向き合っていたのだ。酒とマッサージの時間だけはきっちり確保していたが。←じゃあ、〝常に〟じゃねーじゃん。
冗談はさて置き、Part5の問題を10,000問解いた。同じ模試やテキストを繰り返しても、2回目はカウントせずに、全て違う問題を10,000問解いたのだった。復習もカウントすれば軽く20,000問は超えていただろう。←コレ、最近になって言ってたよ。もっと早く言えって・・・。
ここまで言えば誰しもが分かってくれるだろう。IP満点取得は、まぐれだった。あっ、間違えた、まぐれではなかった。獲るべくして獲った、掴むべくして掴んだ頂点のスコアだった。TOEICフリークなら誰もが憧れるあのスコアだ。そして、次いで、あの快挙が・・・。
2014年10月のIP満点の後、同11月、同12月の公開テストで、何と、ボルタは立て続けに990点を達成したのだ。つまり3連続満点!今度こそ、まぐれか?←いや、だから、違うって・・・。
更に驚くべきことは、12月の公開テストは990点だけではなく、200問全問正解のボーナス付きであった。ここまでくると、もはや、まぐれとは言えない。←だからさ・・・。
眠れるトラ、そうじゃない、眠れる獅子ついに目を覚ます!
〝ボルタ覚醒!〟
≪トラというより、トラノオトシゴみたいだけどね・・・。しっぽの感じがさ・・・。≫

かつて負け犬と言われプライドを傷つけられたボルタは、満点への階段を一気に駆け上がり、一躍、時の人となった。通常、こんな場合、エライ勘違いをして天狗になるものだが、彼はそういう素振りは一切見せず常に謙虚であった。やはり、ノホホンとしていた。←いくら何でも失礼じゃねーの?
それからしばらくの間、再び不調の時期が訪れ、満点から遠ざかったが、今年の10月、某所BのIPテストで満点ホルダーの座に返り咲いた。やるじゃん、ボルタ。←誰ですか、あなたは?
ん?待てよ?
昨年から傾向を見ると、ボルタさんって、10月から12月の3ヶ月だけ期間限定でスーパーボルタに変身してるだけじゃん。期間限定?ん?ん?そうかあ!これはPart7で頻出する、あのパターンか!
≪Part7よくある例≫本文中⇒10/1~12/31までクリアランスセールがあるとの記載あり
12月31日に何が起こりますか?⇒ディスカウントセールが終わる。
1月1日に何が起こりますか?⇒商品の値段が上がる。
≪ボルタの場合≫本文中⇒毎年、10月から12つきまで満点連発
1月1日に何が起こりますか?⇒スーパーボルタが、ただのオッサンボルタに戻って、酒飲んで顔がパンパンになる。
ウルトラマンは変身後3分しか地球に居られないのは知ってたけど、スーパーボルタさんは3ヶ月しか地球に居られません。残りの9ヶ月はただのオッサンボルタです。←い~のか、言い切っちまって?
頑張れ、ボルタさん!時間がないぞっ!新々TOEICとか言ってる場合じゃねーぞ!あと2ヶ月のうちに満点を稼ぎまくるんだあっ!←そこですか?
【追伸】
最近気がついたのですが、ボルタさんが得意なのは英語だけではありません。もっともっと遥かに優れた特技を彼は持っています。それは〝擬態〟です。あまりにも見事な〝擬態〟に幻惑され、オジミちゃんと黒うさぎさんは彼を見失いました。ホントです。僕等の視界から消えたのです。詳しくはご本人にお尋ねください。僕の口からはとても・・・。←すっかり喋っちゃってるじゃん。
※ボルタさんとは、僕の心の中にある架空の人物であり、この物語は100%フィクションです。
≪ボルタの大冒険は果てしなく続く≫
ではまた。
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