2017-02-02 Thu
TOEICテストが新形式に移行してから、既に900点を超えているような実力者でもリーディングで塗り絵になる事態が発生しています。難しいフォームに当たると、何と990点ホルダーですら、塗り絵の危機に陥ります。これは大変なことです。個人的には、満点経験者ですら、時間内に解き終わらないテストってどーなのよ?と思っていますが、ボヤいても仕方ありません。新形式に適応するしか道はないわけであります。
それで、僕は、模試を使って、何に時間がかかってしまうのかを検証してみました。Part5は何も変わっていないので、時間を奪われることはありませんでした。やっぱり、Part6とPart7です。
Part6の4セットについては、旧形式では、僕は4分以内に解いていました。ですが、新形式になって、文挿入問題が加えられたので、今は7~8分かかっています。最大で4分くらいロスしていますね。
さらに、Part7では、設問の数が48問から54問になっていますから、普通に考えたら6分くらい余分にかかるわけです。一旦、ここで整理すると、Part6でプラス4分、Part7でプラス6分、併せて10分、旧形式より時間がかかります。Part5が40問から30問に減っていますから、おそらく3分くらい時間もかからなくなっていますので、10分-3分=7分くらい厳しくなっているわけですね。
旧形式時代は7分くらい余っていましたから、それだけなら、まだ対応可能でした。しかし、更に、シングルパッセージに位置問題と意図問題が新設され、果てはトリプルパッセージなる意味不明なセットが導入されるに至り、時間不足はただ事ではなくなりました。
位置問題と意図問題は、文書を読んでから、もう一度、ざっと文書全体を読み直さないと、確実に正解することができないので、ここで時間を消費してしまいます。文脈を追わないといけませんからね。
トリプルパッセージは、文書が2つから3つに増えただけだったら、そんなに大変ではなかったのですが、セットに5つある設問のうち、1つ目の設問からいきなり2つ目の文書あるいは3つ目の文書まで読んでいないと解答できないタイプの問題が出現したので、今まで大半の受験者が試みていた解法が崩されたのです。
本文を少し読んで解答、また少し読んで解答という解き方が通用しなくなりました。これは大事件でした。3つ目の文書まで読んでおいて、ある程度、内容を記憶しておく能力が求められるようになったからです。
僕の検証では、意図問題+位置問題+トリプルパッセージの負荷を時間に換算すると、概ね8分です。先程の10分-3分=7分と併せると、7分+8分=15分になります。勿論、人によって差はありますよ。あくまでも僕の場合です。
つまり、新形式は旧形式よりも15分キツイんです。リーディングは75分ですから、この差分は、75分-15分=60分です。旧形式を60分以内で解いていた人しか、新形式では間に合わないのです。つまり塗り絵になるんです。
新形式になって、僕はこれまでどうしていたかというと、気合で間に合わせていました・・・。でも、そんなんじゃダメなんです。じゃあ、どーするか?それは明日、書きます。たぶん・・・。
ではまた。
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