2017-10-31 Tue
以前にもこのブログで、柴山かつのさんの〝場面別ビジネス英会話〟をご紹介させていただきましたが、再び、取り上げさせていただきます。このテキスト、好きなんですよ。
会社務めしていて、英語を使えるような立場になったら必ず出くわすようなシーン満載なんですね。海外出張の折には本当に役に立ちました。
このテキストの中から、今日、紹介したいのは、〝日本人が間違いやすい表現〟です。柴山先生は、テキストの中で、〝日本人が間違いやすい表現〟を纏めてくださっているのですね。
知っていれば、そんなの当たり前じゃん!っていう表現ばかりなのですが、知らないとヒヤッとします。当たり前っていうことは、イコール、知らないと非常識ということです。
さて、それでは、先ず一つ目。「あなたをお待ちしてたんですよ。」英語で何ていいますか?簡単でしょ? I have been waiting for you. ですか?あー、言っちゃいましたね・・・。それ、シチュエーションにもよりますけど、「(遅れている)あなたをずっと待ってましたよ。)」というニュアンスなんです。
正しくは、I have been expecting you. です。「あなたをお待ちしていました。(来てくださって嬉しいです。)」というニュアンスになります。どっちが良い印象を与えるか一目瞭然ですよね。知らないと、言っちゃうんですよ。I have been waiting for you.ってね。
もう一つだけ。「どうぞお座りください。」って、どういうふうに言いますか?正解は、Please take a seat. もしくは、Please have a seat. ですね。これがスマートな言い方です。
逆に、あまり好ましくないのは、Please sit down. あるいは、Please be seated. です。これ、使っていませんか?Please sit down. は、先生が生徒に向かって使う命令口調の表現です。ビジネスの相手方に使うのは避けるべきです。
また、Please be seated. も実は、上から目線の表現です。偉い人が講演などで聴衆に向かってかける言葉、面接で試験官が受験者に言う言葉、法廷で裁判官が被告などに向かって言う言葉だそうです。
というようなことが、柴山先生のテキストに書いてあります。参考にしていただければ幸いです。ちなみに、僕は柴山先生とは全く面識はありませんよ。良いテキストだから紹介しているだけです。
ではでは。
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