2018-04-26 Thu
この4月から新しい部署に来て、新しいメンバーに、これまでやってきた仕事の内容を説明するプレゼンの機会を得たのですが、これが意外に難しかった。スライドも全部、自分で作りましたから、話をするのは容易いことでした。が、しかし、そこには言葉の壁があったのです。
言葉の壁といっても、外国人相手にプレゼンをするわけではありませんから、操る言語の壁ということではありません。壁の正体は、そうです!JARGON、ジャーゴンです!ギャオオオオ~!いわゆる業界用語、専門用語というやつです。
僕が日頃、相手にしている業界の言葉が通じないのですよ。だから、言葉の定義とか、略称の説明から入らないと何も伝わらないのです。真面目な話、用語集が必要です。数ヶ月後を目途に作ることにしました。仕方ありません。
伝わらないJARGONには3つのタイプがありことが分かりました。1つ目は、説明を受ける人にとって、そもそも全く触れたことがない新しい言葉です。これは仕方ありません。知らない英単語を覚えるのと同じです。努力してもらうしかありません。
2つ目は、略称です。正式名称で言ってもらえば分かることでも、略して言われると ???となることってありますよね。これの対処方法は簡単で読み替え表を作ればいいだけです。半日もあれば終わります。
3つ目が厄介なんです。それは、世の中一般に浸透している言葉で、意味が違うものです。これが一番ハードルが高い。なまじ知っている言葉だから、自分の頭の中にあるイメージを払拭するのに時間がかかります。
例えば、TOEIC業界のJARGONを例にとると、〝公開テスト〟1つ目に該当しますね。知らないとどうにもなりません。公式問題集を略して使う〝公式〟は2つ目のパターンです。最後3つ目の典型的なものは〝塗り絵〟です。世間一般で使われている〝塗り絵〟と、TOEIC仲間が使う〝塗り絵〟は全く意味が異なります。これが厄介なんです。
今まで違う分野の仕事をしていた人達が融合するにあたっては、JARGON(ジャーゴン)という意外な難敵が潜んでいるのでした。
ではでは。
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