2019-05-30 Thu
よく耳にすることなのですが、TOEICや英検などのテストを受けるつもりの人で、今、仕事が立て込んでいるから、もう少し落ち着いたら受ける、他の資格試験と時期が重なっているから、来年受ける。要は先延ばしするわけですけど、人生において懸念事項は途切れることなく襲ってきますから、いつまで経っても受験できませんね。英語のテストなんて優先順位は低いんですよ。やらなくても死ぬわけじゃないし、食べていくのにたちまち困るわけじゃないから。
だから、ある意味、先延ばしは仕方ないとも言えるわけだけど、仕事が落ち着いても、今度は家族の誰かが病気になったり、介護が必要になったり、かと思えば、自分が病気になってしまったり、ひょっとしたら会社が傾いたり、まあ、色々と予定外のことが起こり得ますよ。
その度にいちいち、本格的に英語の勉強をすることを先延ばしにしていたら、いつまで経っても上達しません。下手をしたら永久に無理ですよね。そのうち情熱も失われてしまいます。これが一番怖いんだ。
僕のお勧めですけど、そういう人はもう少し英語学習のハードルを下げたらいい。別にテストを受けなくたっていいでしょ?目標はテストを受けることじゃなくって、英語の能力を磨くことでしょ?だったら、「毎日15分は音読する」だっていいし、「毎日15分はCNNを聴く」だって構わないではありませんか?
最も良くないのは、今はテストを受けられる状態じゃないから、今はそういう恵まれた環境下にないから、いっそのこと勉強もしないという態度です。それだと永久にチャンスが訪れません。
懸案事項をひとつひとつきっちり片づけていきたいという願いは痛いほどよく分かりますが、たいていの大人は、様々なことに上手く折合いをつけながら、複数のタスクを同時並行で捌いていくわけです。
特に英語学習なんて何も難しいことはありません。1日15分でいいんです。要は、やる気があるかないかだと思います。1時間はともかく、15分だったら何とか確保できますよね?
でもね、本当に、1日15分のスキマ学習の時間も確保できない厳しい時期も確かにあります。死ぬほど辛い時ってあります。それは、自分や家族が心底病んでいるか、自分を取り巻く社会が病んでいる時だから、そんな時は無理しちゃいけません。僕にもそういう時期が確かにありました。そんな時は焦る心を抑えて、温かい春の訪れをじっと待ちましょう。
人生はプラスマイナスで帳尻が合うようになっていますか、その後、きっと良いことがあります。
ではまた。
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