2019-06-28 Fri
昨日は東洋学園大学の「生涯学習講座」開校記念イベントに参加してきました。僕は、通常、平日の夜に開催されるセミナーの類には参加しないのですが、今回は、なんと言っても、講師があの大西泰斗先生でしたので、朝もはよからせっせと仕事を片づけて定時退社。急いで会場に向ったのであります。ちなみに題目は「英会話力を着実に伸ばすには」でした。令和初の台風の影響か、雨がちらつく空模様の中、坂道を上り、会場に到着すると、18時の開始時間にはまだ20分くらいあるのにもかかわらず、既に多くの参加者が詰めかけておりました。スゲエな、大西先生の人気は・・・。200名のキャパがあっと言う間に埋まった。ふえええ~。

さて、肝心の感想ですが、大西先生の講義スタイルはテレビやラジオでお馴染みの方が多いと思いますので、そこは省略いたしまして、僕が強く印象に残った点を2つだけお伝えしたいと思います。あくまでも僕の目線ですので、そこはご理解くださいませ。
1つ目は「夢」のお話。夢とは、自ら追いかけるものではなく、ある日、向こうからやってきて取り付かれるものなんだというお話でした。通常、夢とか目標とかいうと、自分の心のうちにある願望であることが多い。あんなふうになりたいとか、あんな格好いい自分になりたいとか、まあ、そういうことです。
ところが、大西先生の場合は若干ニュアンスが異なる。言語学と数学を専攻していた若かりし日に(今も若いけど)、数学は飛び抜けてできるけれど、その素晴らしい研究成果をきちんと伝える術がない同僚達を目の当たりにし、これではいかんと、お感じになったそうです。
そこからは1mmもぶれることなく現在の路線に一直線であります。配置の言葉である英語の中心的メカニズムを解明し、それを世の中に伝えていくことで、読むことはまあまあできる人達を、自分の思いを伝えられる人、すなわち喋れる人達に変身させたいと願うようになってということです。
これが大西先生の「夢」です。自分はこれをやるんだという思いに取り付かれたわけですね。僕の印象としては、それを夢というより、崇高な使命感に近いものかな? そして、大西先生の「夢」の実現のカギを握っているのが英文法なんですよね。ほうら、全てが繋がってるでしょ? 僕が言うのもなんですけど・・・。
さて、2つ目のインプレッシッブな点はですね、本稿のタイトルとさせていただきました「アドレナリンを出せっ!」です。もっとアドレナリンを出すんだよっ! 参加者の皆様、昨日の講義を覚えていますか? 大西先生は、例文の暗唱プラクティスの際に、もたもたしている我々に向って、こう檄を飛ばしたましたよね?
この程度の英文は2秒で覚えろ! これだったら7秒だ! のんびりしていると、あっという間にジジイになっちまうぞ! アドレナリンを出せっ! もっと出せ! もっとだ! アドレナリンをもっと出せっ! 声が小さい!
いやはや、大西先生ワールド全開でありました。90分という長い時間をあっと言う間と感じさせるド迫力と、それを後ろから支える情熱と使命感に打ち震えた夜でした。大西先生、有難うございました。今日は第一四半期の締めでありまして、早朝からアドレナリン出しまくっております。
ではでは。
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