2019-08-22 Thu
日々、英語を勉強していると実感するのですが、聴こえない言葉は話すことができません。それはそうですよね? 聴こえていな言葉を自分の口で再現することはできませんから。当たり前です。一方、喋れない言葉は聴きとれない、自分の口で正しく発音できない言葉は聴きとれない、はどうでしょうか? よく言われることですが、これはそんなことありません。
昨日の記事にも関連するけれど、「音の上書き」さえ正しくできていれば必ず聴きとれます。勿論、正しく発音できれば言うことなしですが、そこまで発音が上手くならなくても、そこそこ近い音が出せるようになれば、聴きとれるようになります。
正確な発音と言ってもどの程度か分かりませんが、厳密にいえば、みんなネイティブの発音ができなければ聴きとれないということになってしまいます。そんなことあり得ない。
僕の周りには英語の実力者、達人が沢山いますけど、そんなに完璧な発音をされる人って数えるほどしかいませんよ。2~3人かな?
日本語だって、英語だって、滑舌が悪くて何を言ってるか分かりづらい人っていますよね。自分の口で正しく発音できない言葉は聴きとれないとすると、滑舌が悪い人は、その滑舌を直さない限り、聴きとることができないという結論になってしまう。
そんなことあり得ない。
大事なのは、脳内で音を正しく認識できるということであって、正しく発音できるかどうかはマストじゃない。正しい発音でアウトプットできるということは、絶対的なアドバンテージには違いないけど、それができないと聴きとれないということにはなりません。
自分の音読を録音して後で聴いてみると、ネイティブ発音とはかけ離れていて落胆するかもしれないけど、特段問題ありません。要は、相手に通じればいいわけだから。
そして、音読は、単に発音の練習のためにやるわけじゃない。英語の語順だったり、リズムだったり、イントネーションや抑揚だったり、そういった外国語特有の性質を自分の頭や身体に取り込むためにやるんだ。
これは理屈では割り切れない領域ですよね。コツみたいなものを体得することだから。子供の頃、一生懸命練習した結果、自転車に乗れるようになりましたよね? 逆上がりができるようになりましたよね? クロールができるようになりましたよね? たぶん、そういうことなんだと思う。
ちょっと脱線したけど、100%正確に喋れなくても英語は聴こえます。まったく喋れないのは論外だけど、80%くらい正しく発音できていれば聴こえるというのが僕の考えです。周りの人達がそうだから。
ではまた。
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