2019-11-21 Thu
かつて究極のゼミ合宿というものがありました。今はないけどね。あれは7年前のこと、僕は合宿にエントリーしていた。誰の教えも請わずに独学で990点まで辿りつくと決意していた僕が自分で決めた掟を破っての参加だった。
でも、運命のいたずらか、その直前に実父が天に召されてしまいました。流石に親父殿の葬式をすっ飛ばすわけにはいかず、合宿の参加を断念した。
何度も開催されたシリーズの合宿の最初の回だったから、僕は幻の一期生ということになる。
本当に顰蹙ものの土壇場のキャンセルで、僕は返金は要らないから誰か今からでも参加できる人がいたら、僕の参加費をその人に使ってほしいと申し出た。
程なく若き参加者が現れたのですが、僕が事前に支払った参加費は全額戻ってきました。新たな参加者から参加費は頂いたから主催者側には不利益は生じていないとのご説明でした。
これには驚いた。
そして、もっと驚いたことがあった。講師役のHUMMERさんの取り計らいで、僕のネームプレートが合宿期間中、ずっと置かれていたという。
父他界のため参加を諦めざるを得なかった僕を、参加していないにもかかわらず、合宿参加者と同じ扱いをしてくださったのです。ということは、僕は幻ではない一期生ということになる。実際には参加していないのに。
これには泣けた。
TOEICを頑張って、いつか恩返しがしたいと思った。僕が今もなお、この世界に残っているのは決して偶然なんかじゃない。
まだ、あの時の恩を返してないんだ。
ではまた。
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