2019-11-27 Wed
確か先月からだ。時間前に我々の侵入を決して許さないアイツは突然、その姿を変えた。それが進化なのか退化なのか、見た目には分からない。
あるいは、地球温暖化に対する警鐘なのかもしれぬ。
texture と shade は依然と変わらぬように思える。つまり、手触り、質感、色合いなどに変化は感じられない。
しかし決定的に変貌している点がある。
それは、大きさ、dimension だ。
アイツはかつて4cm程度の長さを誇っていた。その全長をもって、13:00丁度に合図がコールされるまで俺達の侵入を一切認めなかったんだ。
それが神無月を迎えると何の前触れもなく2cmに、つまり半分の大きさになっていたのさ。俺が採取したサンプルを三原さんが定規で計ってくれたから間違いない。
これは何を意味するのだ?
青きジャンダルム、青き護衛兵が嘲笑う。
<これは奥穂高岳のジャンダルム>

ぐわははは! 弱弱しいお前たちなど、もはや俺の敵ではない。我が弟子で十分だ。
そう言い残して、2cmしかない見習いの小僧をあてがい、アイツは去っていった。
おのれ、青き門番よ、なめてくれたなっ!
俺達はいつかお前を呼び戻してやるぞ! その時になって吠え面をかくなよ! ガルルルルル~!
表紙を見つめながらブツブツ言っていると、ラジカセから流れる無機質な音が開始時間を知らせた。
「シールを切って始めてください」
2時間の闘いのゴングが鳴り、俺は受験票の半ぺらで短くなった青いシールをスパッと切った。
<右上のシールにご注目!>

ではではー。←アンタ、何がやりたいの(^^;)?
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