2020-04-30 Thu
TOEIC®L&R公開テストは6月も中止が決定してしまいました。今回は決断が早かったですね。まだ2ヶ月も先のテストをこの段階で中止としました。まだ緊急事態宣言の延長は正式にアナウンスされていませんが、どうやら1ヶ月程度の延長が確定したような雰囲気ですから、テスト運営機関も中止に踏み切ったのでしょうね。
早めのアナウンスは、おそらく返金手続きの問題もあるのでしょう。テスト中止を公示しなければ申込者がどんどん増えていくわけで、そうなると、中止になった場合、返金手続きが増加します。何万件にも及ぶ膨大な数でしょうから、手続きも煩雑を極めることになります。
そういう意味では早く決めてくれて良かった。悲しいけど・・・。
テスト再開は一体いつになるのか?これはとても難しい問題ですが、僕の勝手な予想では、どんなに早くても9月か10月だろうと思っています。
根拠はテストに使う会場です。公開テストはテスト運営機関の自前の会場を使用しているわけではなく、お金を払って借りているわけですね。その会場の多くは大学など学校なのです。
要すれば、学校が落ち着きを取り戻して通常授業を始めてくれないと、TOEICテストの会場を確保できません。テスト会場という一点だけ見れば、TOEICテストは大学などの教育機関に強く依存している、言わばヤドカリなので、自分の力だけではどうにもできません。
レンタル会議室とか、ホテルのバンケットホールなんかを借りまくれば何とかなるかもしれませんが、なにせ受験者数が多いですからね。パンクしちゃうでしょう。やっぱり無理だ・・・。
更に追い打ちをかけるように、9月新学期案まで飛び出してきましたから、そうなると、9月のTOEIC再開は数なくとも1ヶ月は先延ばしになるのであります。
まあ、仕方ないですよね。TOEICテストは3密の最たるものですからね。とんでもない大人数が1ヶ所に集まって、12:30-15:15くらいまでおよそ2時間45分もの間、動けないテストですから。リスニングセクションの間は窓を閉めるし、場合によっては空調さえ止めたりします。
テスト問題もどうでしょう。問題作成自体はできていると思いますが、それを紙に印刷する業者が稼働しているかどうかという問題だってあります。手が空いていればどこでもいいっていうわけにはいきません。あの品質のテスト問題と解答用紙を印刷する技術があって、契約上の守秘義務も徹底してくれる業者でないと任せられません。
そんなことを考えれば、10月頃に再開するのが最も楽観的なシナリオで、悲観的に考えると、もしかしたら1年間くらい凍結ということだってあり得ます。
ひとつだけ言えることは、我々英語学習者は、テストがあろうとなかろうと、日々コツコツと学習を続け、TOEICテストが再開するまで英語力を落とさず維持することが大事だということです。もっと言えば、纏まった学習時間を確保するチャンスだから、ここで一気に実力を伸ばしてやる、という前向きな考え方もあります。
淡々と学習を続けていきましょう!
明日から5月ですね。
ではまた。
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