2020-08-25 Tue
TOEICの単語学習で僕がよくやっていたのが、単語展開法です。何が展開かというと、元の単語から、その派生語へと展開していく。元の単語から類義語や反意語へと展開していく。これです。例えば、何でもいいんですけど、responsible「責任がある」という基本単語があります。派生語を思い出してみましょう。responsibly, responsibility などがあります。類義語は、accountable, liable など。
まてよ、respond とか、response は何か関係あるのかな?と思って辞書で調べてみる。ついでに、その派生語も調べる。こんなこと延々と繰り返すわけです。調べる過程で目に入るフレーズや例文もチェックします。
そうすると、結構な語彙と触れることになるのですね。辞書が好きなので、暇なときは5~6時間やっていることもあります。朝6時こ頃から初めて気が付いたらお昼だったなんてザラです。
覚えようと思ってやっていなくて、ただ興味本位に眺めているだけです。それでも結構、覚えちゃうものなんですね。絶対に覚えるなって、仮に言われたとしても、そんなわけにはいかないのです。人間の脳は興味を持って調べていることは自然と覚えちゃうようにできています。
ただ、この単語展開法は、ある程度、センスが必要なんですね。どっちのほうに、どのくらい展開したらよいか、どこまでで止めるべきか、っていうことを、何となく決めるセンスです。方向性と線引きのセンスと言ってもいいかな。
今回、単語本の執筆にあたって、気を付けたことがあります。それは、コメント欄の充実です。派生語や関連語を散りばめて、上述の展開法を読者の皆様に会得していただきたいと思ったんですね。
そうか、派生語はそれくらい手を延ばせばいいのか、とか、類義語はこんな感じか、とか、そういったセンスです。類義語なんて山のようにあるわけで、それを全部見ていたらキリがありません。では、僕がコメント欄に書いている類義語は何処まで載せているのか?
TOEICに出る単語まで、で切っています。出ない単語は、というか、僕が本番で見たことがない単語は思い切ってバッサリ落としました。TOEICに出る範囲の単語を膨らませていく、展開法のセンスを養っていただきたいと思ったからです。
上手くできたのではないかと思っています。
初めてお伝えしますが、見出し語は1,000個です。しかし、派生語や関連語まで覚えると大変な数になります。是非、コメント欄の単語も徐々に覚えていってください。最初は見出し語だけで構いません。徐々に広げていってください。無駄はありませんから。
一見、どうでもいいようなコメントも書いています。それは記憶のトリガーとなるように仕込んでいるわけであって、書くことがないから紙面を埋めたわけじゃありません。どうやったら記憶に残りやすいか、どんなPartで主に出るのか、など、僕なりの思惑で入れています。
執筆作業もそろそろ音声のレコーディングという段階まできていて、まさに大詰めを迎えております。予定通りであれば、あと3週間ちょっとで店頭に並ぶでしょう。まだお伝えしていない色々な秘密あります。楽しみです。
ではまた。
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