2021-06-06 Sun
想像以上に早く航空便が到着したようで、昨日、自宅に届きました。TOMATOの韓国テキストですが、これらは模試本ではなく、教科書ですね。どうやら対象読者は800点超えを狙っている層のようです。やや上級者向けかな?《Part5とPart6の教科書》

《Part7の教科書》

上のPart5&6の本は、4章に分かれていて、以下のような構成です。
第1章:Part6の文挿入問題
第2章:文法問題
第3章:語彙問題
第4章:Actual Test(本番形式の模試)
いきなり、Part6の文挿入問題にフォーカスしているのが面白いなと思いましたが、やはり、800点超えを狙っている読者対象なのですね。800点超えの一つの壁を文挿入問題と捉えているということでしょう。
第2章と第3章は、文法と語彙に分けられてはいますが、第2章でも重要な語彙は出てきますし、第3章にも重要な文法事項は出てきます。この区分けはあまり気にしなくてもいいかなという印象です。第4章は実践形式のセットが3セット入っています。
総括すると、さすがは定評のあるTOMATOシリーズですね。非常にクオリティが高い。第2章は、TOEIC頻出の文法事項を上手く整理しているし、第3章では、重要語彙をフレーズor短い英文で補足して記憶しやすい工夫がなされています。実践形式の3セットは、これだけでも本書を購入する価値がある。
上記のPart7の本も同じく800点超えを狙う受験者向きに作られています。個人的には900点狙いのテキストと言ってもいいくらいのレベル感だと思います。600~950点くらいのレンジの受験者に向いているかな?
本書の構成は3章に分かれていて、構成は以下の通りです。
第1章:問題のタイプ別トレーニング
第2章:文書のタイプ別トレーニング
第3章:Actual Test(本番形式の模試)
第1章は、文位置挿入問題とか、NOT問題とか、同義語問題とか、そういうことですね。使われている語彙やトピックなど、TOEICの傾向をそのまま反映していて無駄がない。第2章は、レターとか、Eメールとか、広告とか、Articleとか、そういう分類です。特にArticleが本番そっくりでいいかなあ。第4章は、本番形式のPart7が3セットです。
総括すると、やはり、質が高い。収録されているトピックと語彙がTOEICから外れていないし、最新傾向を反映しているところが良い。すべてのUNITに、PRE-STEPというページがあって、PRE-STEPのAでは、重要語彙をフレーズで確認できる体裁になっています。PRE-STEPのBでは、英文単位のパラフレーズを学べるようになっています。
この2冊を使って半年くらいのタームで授業を行ったら、リーディングで少なくとも450点くらいのスコアは獲れるんじゃないかな。もちろん、語彙は金のフレーズ、黒のフレーズで補完する必要がありますが、それ以外の部分は、いい線いくと思う。
韓国のテキストは、超有名なもの以外は、日本人のレビューは期待できませんから、読者の皆様に少しでも参考になれば幸いです。
ではでは。
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