2021-07-14 Wed
Part5の勉強をしている人に言いたいことがあります。答えを覚えるのではありません。正解を導き出す思考を学ぶのです。その問題に用意された正解の選択肢を丸暗記しても仕方ありません。答えを覚えただけでは、少し文章が変われば、たちまち対応できなくなります。出題者がどんな意図でその問題を作成しているのかを、つまり、テスティングポイントをきちんと理解しないと応用が効きません。
あり得ないくらい沢山の問題を解いているのにPart5の正答率が上がっていかない学習者を何人となく見てきました。その人達に共通しているのは、その問題を覚えている、その解答を覚えている、ということでした。それを悪いとは言わないけれど不十分です。
その結果、全く同じ問題が出れば正解できるけれど、問題文なり選択肢を少し変えられると対応できないという現象に戸惑うのです。もっと深堀りしないともったいない。
今、あちこちでPart5の勉強サークルのようなものが立ち上げられて、TOEIC界が久しぶりに盛り上がりの兆しを見せています。これは大変喜ばしいことで、僕も陰ながら応援していますし、密かに大声援を送っています。
主催者の皆様、答えを覚えるのではなく、その正解を選ぶに至った思考、ステップを参加者に教えてあげてください。どういう思考で英文の構造を読み解き、どういうステップで誤答の選択肢を誤答だと見切ったのか、その理解なくして応用力はつきません。
類似の問題に公開テスト本番で遭遇した時に、ああ、あれね、この前やった問題と同じタイプじゃん、楽勝、楽勝!とならなければウソなのです。答えを覚えることに全く意味がないとは言いませんが、以下のような検討が大切です。
・何故、その答えが正解となるのか?←英文構造、文法、文脈(語彙)
・さらに一歩進んで、他に正解候補となるものはないか?←選択肢にはない
・誤答の選択肢は選択肢をどう変えれば正解となり得るのか?←品詞を変えたり、動詞の形を変える
・誤答の選択肢は問題文のどこをどう変えれば正解となり得るのか?←句を節に変えてみるなど
こんな学習をしていくと実力は大幅にアップしていきます。それがグループ学習なら尚更です。自分だけでは手にすることができない沢山の気づきを参加者から得られるからです。
ぐわんばれえええええ~!TOEIC同志達よ!
陰ながらいつも応援しています。
そして、僕も、Part5検討会をclubhouseかSpaceで立ち上げようかなと思っています(ワクワク)。
ではでは。
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