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Rabbit

Author:Rabbit
50代(男性)
私大法学部卒
東京都内に生息
海外留学・海外赴任経験なし
趣味は英語学習と居酒屋巡り
著書は以下の通り
『サラリーマン居酒屋放浪記』
『サラリーマンのごちそう帖』
『TOEIC L&Rテスト860点奪取の方法』
『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』
『TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ』

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模試との付き合い方
TOEICのスコアを上げるために最も有効なツールは、言うもでもなく模試です。TOEICでは過去問が開示されていませんので、定評のある市販の模試を購入し、それを徹底的に解きまくることがスコアアップに向かっての最短距離です。

では、どうやって、この模試と付き合っていくか?ということが重要なわけですが、英語部勉強会のQ&Aセッションで、各パネラーがどのくらい模試を解いているのか、お答えするシーンがありました。

それぞれ、かなり違う数を示されたのですが、僕は15模試と回答しました(下段の注1参照)。僕の場合、これは2時間通しで解いたことがある模試の数のつもりでした。休みなく通しで200問です。15では少ないですか?そうは思いません。

リスニングだけ通しで100問解いた数、リーディングだけ通しで100解いた数は、15どころではありません。リスニングだけ、あるいはリーディングだけなら、1日で10模試だってやったことがあります。どちらか片方なら(大体リーディングですが)5模試くらい普通です。ただ、これも纏まった時間がある時だけです。年間に数日ですね。

通常はもっと細切れに解いています。これもカウントすれば、どうなるでしょう?数えたことはありませんが、PART毎に分割して解く数は圧倒的に多いはずです。PART5だけ25セット1000問、PART7だけ10セット480問、PART2を20セット600問、という感じですね。

通常の学習は、電車の中でPART毎にやっています。リスニングに至ってはテキストすら見ずに模試を聴き流しています。これだって効果はあるはずなのです。僕はそう信じて毎日やっています。

だからと言って、2時間のフル模試が全く必要ないなんて言っていません。時間さえ許せば、周りの環境さえ整えば、やったほうがいいに決まっています。それが、より本番の公開テストに近い学習方法だからです。本番での時間配分や体力の残し方、また、解くPARTの順番や、スコアレベルによって捨ててしまうべき問題の線引きなど、こうした感覚はフル模試を体感する中で養うのが現実的です。990点にリーチをかけた今、最後の実力養成を目指して、Oサンダーさん主催の「模試解きまくり会」(下段の注2参照)に、時間の許す限り、ほぼ毎週参加しています。990点を狙っての最後の総仕上げのつもりで仲間達と共に毎回真剣に挑んでいます。

だけど、現実にはそれができない事情を抱えた人も沢山いますから、2時間のフル模試をやらないと絶対ダメだとも言いたくないのです。纏まった時間がとれなくて、それでも頑張っている人達の夢を奪うような発言はできません。そもそも、そう思っていませんから。少し遠回りにはなるけれど、細切れの学習だけだって絶対にスコアアップはしますし、満点だって絶対に狙えます!

ここで1冊、僕が尊敬する著者のTOEIC本を紹介します。

時短特急

このテキストはヒロ前田さんの時短特急です。帯にこう書かれているのが、目を引きますね。それは、

「2時間なんて、ありえねぇ・・・。」

「2時間なんて、ありえねぇ・・・。」

「2時間なんて、ありえねぇ・・・。」

です。

この書籍が出た当時、僕は仕事が忙しかったし、2時間も静かな一人の環境で模試を解くなんてできなかった。だからこそ、心に響いて、即購入しました。あの前田先生でもそうなのか、って安心したんですね。以降、安心して分割模試をやるようになった。それで、現実に、満点を狙える位置まで来ました。

人にはそれぞれの事情があります。自分ひとり自由になる時間の量に限って言えば、人は決して平等なんかじゃありません。だから学習スタイルも人の数だけあったっていいんです。

英語部勉強会では短い時間でお答えするしかありませんでしたので、詳しくご説明できませんでした。もし誤った認識を与えてしまったのであれば、ここでお詫びの上、訂正させていただきます。

分割してこなした模試の数であれば、正確にカウントはしていませんが、おそらくリスニングで50セットくらい、リーディングで150セットくらいだと思います。

勉強法等で何かご質問がございましたら、このブログ記事にお気軽にコメントください。当日は難しいと思いますが、数日中にはお答えします。

(注1)ちなみに15とは、公式問題集Vol.1~Vol.5、Tactics for TOEIC、究極の模試の7冊です。2時間ぶっ通しでフルセットを解いて復習もきちんとしたセットしかカウントしていません。それはこの7冊だけです。

(注2)この「解きまくり会」の模試は2時間フルセットで解いていますが、「フルセット解いたことがある模試」にカウントしていません。自分の中で理由は2つ。いずれも復習が不十分であること、模試ではなく、本番の公開テストだと思って参加していること(真剣勝負なので、そもそも模試だとは思っていません)、です。

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学習会 | 18:25:44 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
丁寧な解説有難うございます。
「模試の付き合い方」、丁寧な回答有難うございます。

英語部勉強会のパネルディスカッションの「模試の付き合い方」は、私の個人的な感想として、どうも各パネラーによって比較の基準(何を持って1模試とカウントするか)が皆異なっていた様に聞こえました。

従って、正直、パネラーの方のコメントの言いたかった事が、聴く人によって誤解?してしまう可能性もあったのかな~とちょっと思いました。

今回の補足のこの記事を読んで、うささんの言いたかった事が良く分かりました。

この記事書いて頂き、本当にありがとうございます。

2014-02-24 月 19:13:41 | URL | とらひこ [編集]
Re: 丁寧な解説有難うございます。
とらひこさん

> 英語部勉強会のパネルディスカッションの「模試の付き合い方」は、私の個人的な感想として、どうも各パネラーによって比較の基準(何を持って1模試とカウントするか)が皆異なっていた様に聞こえました。

> 従って、正直、パネラーの方のコメントの言いたかった事が、聴く人によって誤解?してしまう可能性もあったのかな~とちょっと思いました。

僕もそう思います。あの時補足したかったのですが、時間がなかったのと、既にその元気がありませんでした。スミマセンでした。本稿で改めて補足させていただいたのはそういう趣旨でした。
2014-02-25 火 10:53:33 | URL | Rabbit [編集]
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