2023-06-07 Wed
以前にこのブログでも紹介させていただきましたが、書影が出ました。6種類の候補の中から関係者が話し合い、これがベストであろうという表紙に決まりました。現物はまだ手にしていないので何とも言えませんが、箔押し加工が施されていて高級感漂う仕上がりになっているとか。6月26日リリースです!《TOEIC®L&R TEST990点到達への近道》

思い起こせば、本書は構想・着手から2年以上かかっております。本業が忙しかったり、病魔に襲われたり、なかなか完成に近づかず苦労しました。過去、何冊か本は書いていますが、ここまで苦労した本はありませんでした。
内容はその名の通り、TOEIC L&R公開テストの満点を目指す人向けです。しかし、TOEICテストは英検などとは異なり、全受験者が同じテストを受けるわけですから、現状、700~800点くらいの実力があればお使いいただける内容にしました。990点にリーチ!という方には不要かと思われる語彙にも語注を加えているのはそのような意図があったからです。
本書は、990点手前で苦労している受験者が躓きやすいポイントを中心に書きました。それぞれのパートで間違いやすいポイントを類型化しています。もちろん、人によって不得手の問題は異なりますので、万人向けに完全に網羅することは不可能です。
ですが、可能な限り、皆様にお役に立てるよう最後の最後まで努力しました。
ゴールは本書で取り上げている上級者が落としやすいポイントを正解できるようになることではありません。更にその先にあります。実は、980点、985点と、あと一歩で目標に届かない人が間違える問題は、本書で重点的に取り上げているような難問ではありません。
意外に易しい問題をケアレスミスで落としていることが多いのです。難問に意識を集中させるあまり、いわば普通の問題を落としてしまい、涙を呑むというケースを沢山見てきました。また、かつての僕がまさにそうでした。難問に時間とエネルギーを使いすぎた結果です。
なので、本書のゴールは、本書で取り扱っている難問をスーパーサイヤ人に変身してやっつけるのではなく、普通の姿のまま普通に正解できるようになっていただくことです。それがゴールです。難問を難問と気づき、それほど時間とエネルギーを消費することなく正解する。そうして生まれた余裕を他の普通の問題に差し向けてください。
本書では上級者が間違いやすいポイントを解説していますが、それほど詳しく解説しているわけではありません。ちょっとしたヒントやきっかけを提示しているだけです。読んでいただければ必ず分かります。上級者になれば、この先必要なのは、ポイントの理解と習得が半分、練習や慣れが半分です。僕が多くを語る必要はありません。
そして、リアル模試ではなく、何故、ほぼリアル模試にしたのか? それは、本番そっくりにしたのでは上級者向けのハードトレーニングにならないからです。だから、ほぼリアル模試=ちょっと難し目の模試にしました。ただし、本番とかけ離れた内容にはしていません。分かる人には分かるはずです。信じて何度も解いて、難問クリアーのコツを身に着けてください。
以下はAmazonのサイトですが、予約受付が始まったようです。6月の2回目の公開テストが終わった直後あたりに店頭にも並び始めると思います。一人でも多くの方に手に取っていただけると嬉しいです。一人でも多くの方の夢の実現に関わりたくて本書を執筆しました。
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TOEIC®L&R TEST990点到達への近道
ではでは。
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